仕事帰り、一週間分の食料品を買いにスーパーに行った。
スーパーに行く日だけは新鮮な魚が手に入ればラッキーであるが、私が行く時間帯はほとんど魚が残っていない。
今日はアクアパッツァを食べたい気がして、一軒目のスーパーの魚屋へ向かった。

最近、売られている魚の種類が減ったし、マグロの良いのが全く無い。
今回も、サーモン、タラ、ムール貝、ティラピアしか無かったから、ティラピアとムール貝を買おうと魚屋の前で待てども待てどもスタッフが出て来ない。

マネージャーらしき私服スタッフが通ったので、魚を買いたい旨伝えると、5分程してパン屋さんのお兄ちゃんが粉だらけの制服でやって来た。
魚とムール貝をお願いすると、パン屋のお兄ちゃんは半分氷に浸かってあったネットに入ったムール貝を手で掴み、私にハイと手渡してきた。

いや、いや、いや…
水ボトボトやん‥
それを買い物かごに入れろてか‥?
貝臭い水をボトボト落としながら私は買い物せなあかんやん?

私はパン屋のお兄ちゃんに「すいません、いつもはね、その透明の袋に貝を入れて、その上から値段シールを貼ってくれるんです」と言った。
パン屋のお兄ちゃんは「俺、ベーカリーやから」と言った。
「袋ならレジで売ってるけど」とパン屋のお兄ちゃんは言う。
が、魚も貝も生身のままカゴには入れられへんやんか‥せめて生身を包むもんに入れてくれんと‥と私は説明。
パン屋のお兄ちゃんは面倒臭い感じで「この袋に入れたらエエの?」と袋を顎で指した。
私はそうだと答え、お兄ちゃんは袋に魚を入れてくれた。

そもそもマネージャーらしい私服の人、何で魚屋にパン屋のお兄ちゃんを行かせたんや‥
魚の売り方分からんやないか‥
私は毎週ここで魚を買うが、こんな事は初めてである。

魚の尾を掴み、ハイと渡されたらお人好しの人は生でそれを掴むのだろうか‥
しかし、重さを測って値段シールが貼られるから、あのシールを貝に直接貼ろうとしたパン屋のお兄ちゃんは、魚にも直でシールを貼るつもりだったのだろうか‥

魚が手に入る唯一のスーパーが、段々こんな感じになっている。
それでも手に入るから有り難く思わねばならん。
我慢である。
人気ブログランキングへ
Source: イギリス毒舌日記