ドキドキ オンライン授業が終了して…。一樹、パソコンの画面から、
「瑞樹~~。おかあさん、パソコンに、いいかな…???」

その声に理沙、
「あっ、あ~~。はい。」
そして理沙、
「おかあさ~~ん。先生~~。」

和奏、数秒後、
「はいはいはい。」
そしてパソコンに、
「お世話様です。」

一樹、
「すみません。瑞樹さん。実は~~。理沙君の、これからの進路…。」

和奏、
「あ~~、はい。」
そして理沙を見て…。
「私どもも、考えてはいるんですけど…。中々…、これはと言う、決め手が…。」

その声に一樹、
「学校側でも、いろいろと考えているんですが…。…一度、学校の方に、いらっしゃいませんか…。」

その声に和奏、
「あっ。はい。」
そしてもう一度、
「はい。分かりました。」

「では、都合の良い日に…。学校の方に…、連絡いただければ…。」

和奏、パソコンの画面に一礼をして、
「ありがとうございます。」

そして、2日後には名城高校に、蒼介も伴って。

一樹、
「わざわざおとうさんまで、ありがとうございます。」

蒼介、
「よろしくお願いします。」

机の上に、何枚もの書類や資料を並べて。
「理沙君の場合、今後の事になりますと、やはり、こちらの方へのご紹介になると思うんです。」

机の上に並べられた書類や資料、その殆どが、
身障者のための科学的マネージメントを専門とする大学。

一樹、
「これら、全てが理沙君のこれから、車椅子生活をしていく中での将来を見込んでの大学となると言えます。」

和奏と蒼介、一樹に一礼をして、
「ありがとうございます。」

そして、凡そ30分ほど…。

和奏、
「帰ってからも、いろいろと検討させて頂きますので。」

蒼介、
「何分にも、よろしく。」

一樹、
「いえいえ、こちらこそ~~。」

そして廊下に出た瞬間、杏美や雅美、そして亮子の3年組。

和奏と蒼介、
「わっ!!!」

理沙、
「あは。みんな~~。」

一樹、3人を見て、
「こ~~ら、出てくるの待ってたな~~。さては~~。」

杏美、
「仕方ないじゃ~~ん、学校で理沙と会う事なんて、滅多にないんだから~~。」

そして3人揃って、
「ねぇ~~。」

そんな3人に一樹も、
「あ、あ~~。分かった、分かった。うんうん。」

そんな3人に和奏と蒼介、
「はは。」
「ふふ。」

杏美、理沙に、
「もしかして…、理沙、進路…???…大学…???」

理沙、
「う~~~ん。でも、まだ…、なんか、決め手がないんだよな~~。」

すると杏美、理沙に、
「ねね、ウチの兄貴の大学にする…???…話してみてもいいけど…。」

その声に理沙、杏美に、
「えっ…???…うそ…???…ほんと…???…アズのお兄さん、かっこいい~~。ねね、芸能人にあんな感じの人…、いなかったっけ…???」

杏美、理沙の声に、
「はっ…???…かかかかか。理沙~~。惚れんなよ~~。」

「えっ…???なんでよ…???…あれ~~。もしかして…、誰か…いい人…???」
そして理沙、
「あん。でも、あんなかっこ良かったら、多分、素敵な彼女、いるよね~~。」

玄関まであと少し。

雅美と亮子も、
「わぁ~~。アズのお兄さん、見てみたい~~。」

理沙、
「すんごい、かっこいいの。」

杏美、
「お~~い、理沙~~。あんたには…ちゃんといるでしょうよ~~。」

その声に理沙、口をグンニャリとさせて、
「い゛~~~~。」

その顔を雅美、
「かかかかか。」

亮子、
「えぇぇぇ…???理沙に、いるって…。その…、鴻上の…???」

雅美、亮子を見て、
「あん。そぅ~~。結構、イケメン。」

理沙、
「雅美~~。」

雅美、
「おっと。」

後ろでは一樹と蒼介と和奏、いろいろと話ながら…。

杏美、壁に横にしていたスロープを、
「ヨイショッと。」

すぐさま、一樹、
「あ~~、水森~~。俺がやる。うんうんうん。」

そして一樹、セットして。

そこに坂崎と室越、学校への客を見送りながら…。

坂崎、
「まぁ~~。瑞樹さ~~ん。」

室越、
「おやおやおや。いらっしゃ~~い。」
そして一樹を見て、
「…ん…???」
そして両手をパン、
「あっ、進路だぁ~~。」

客の男性、車椅子の女子を見て、
「へぇ~~。頑張ってるね~~。」
ニッコリと。その女子に、
「こんにちは~~。」

理沙と杏美たち、その男性に、元気に、
「こんにちは~~。」

男性、靴を履く前に、教師らしい男性に名刺を。
そして女の子の両親らしい2人にも名刺を…。

一樹、
「す…みません…。いただきます。」

和奏と蒼介も、
「す、すみません。」

そして蒼介、頭を掻きながら、
「も、申し訳ない。まさか、ここで…名刺…、自宅にあるもので…。」

男性、右手を振り、
「いえいえいえ。構いません。」
男性、靴を履いて、
「では、坂崎校長先生、室越教頭先生。私は、これで…。」

坂崎、室越、丁寧に頭を下げて、
「わざわざ、ありがとうございます。」

信じて…良かった。   vol.222.   オンライン授業が終了して…。

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Source: THMIS mama “お洒落の小部屋