義母宅にあった自宅電話を処分しようと思い、スイッチを入れたら13件の留守電が残されていた。
どうせセールスやろと、夫は聞かずに処理しなかったままにしまってあったらしい。
一応聞いてみる事にした。

1件目は女性の声でお届け物のなんちゃらかんチャラだったから削除。
2件目、凄いジジイの声で「ピーターだけど、今コーヒー飲んで待っています」とあった。
3件目、またピーターからで「ピーターだけど、会うと言ったよね」から始まるメッセージであるが、途中声が遠ざかり分からない。
4件目、「ピーターだけど、エマ…大丈夫かい?」で切れる。
5件目、「ピーターだけど。僕は相当怒っています。病院に来てくれると言ったよね‥」からまた声が遠ざかる。
6件目、「ピーターです。エマ、君は僕らを助けると言ったのに、何故電話を取らない?」で雑音が入る。
7件目、「こちらピーターです…」で黙る。
8件目、「エマ‥ピーターです」で切れる。

亡き義母の犬の名がエマであるが、絶対このエマ宛やないのは間違いない。
多分ピーターが番号間違いでかけている。

ピーターの声が凄いおじいちゃんなので、出来れば私がいる時に電話をかけてくれたら違うと伝えられたら良いが、ピーターにとってエマは待ち人、ならば恋人なのか、それとも娘さんだろうか‥
声は間違いなく80代後半だと思うが、病気を患っている感じもするし、気になる留守電を聞いてしまった。

番号を間違ってかけ続けたからエマと連絡が取れなくなってしまい、仲違いしたなら可哀想だなと思ったが、ピーターの留守電によればエマはピーターに連絡をして来ていない。
だからピーターは怒っている。
ならば番号間違いであれ、連絡はついたはず。

こんな勝手なピーターとエマの関係を作り上げている暇な私であるが、話は全然ちゃうかもしらん。
寒いが今日も平和である。
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Source: イギリス毒舌日記