イギリスにJules という衣類や靴、かばんなどを売るブランドがあるのであるが、雨の日になると、送り迎えで溢れる学校の保護者は全員これを着てんのとちゃうかと言うても過言ではない程、ほとんどの母親はこのブランドのレインコートを着ている。
私もその一人である。
値段も手頃で質も良く、子供のレインコートもここで買う。

先日、息子が学校でレインコートを失くした。
幸い翌日、息子のロッカーに戻っており、誰かが見つけてロッカーのハンガーにかけておいてくれたようである。
レインコートには漢字とひらがな、アルファベットで息子の名をマッキー油性マジックで書いてある為、まず誰が見ても自分の子供のレインコートではない事が分かるようにしてある。

が、紛失した日、学校の受付の方に一応「失くしたので、届け出がありましたら宜しくお願い致します」と一言言いに行った際、受付の方から「高いコート?」と聞かれた。
私は「いや、そんなどこぞの家庭みたいにアルマーニ着せてませんから」と言うと受付の方は笑い、了解〜!と言ってくださった。

小学生は紛失物が多いと学校関係者は言うし、子供は置き忘れもあるから私も騒ぐこともないが、夫の前の学校であったオカン騒ぎ事件。
ある子供がシャツを失くした。
名前を書いてくれと学校は頼んでいるが、名を書かない保護者もかなり多い。
この親もシャツに名を書いていなかった。

シャツが出て来ない事に怒った母親が、児童の下校時間に正門に立っていたうちの夫に「一体いつになったらシャツが返ってくんの!?うちの子だけはNEXT(という衣類ブランド)で買ってるシャツなのよ!」と言い、周囲にいる保護者と子供を指差しながら「こいつらみたいに貧乏人が行くAsda(アスダというスーパー)で買ったのとは違うねん!!生徒一人一人のシャツのタグ見さしてよ!!NEXT なら、そいつが犯人やから」と騒いだ。

見下しもエエとこであるが、結局シャツは出てこなかった。
名前を書いたって出て来ない時はある。
だからって、保護者と子供を指差し貧乏人は無い‥
失くしても怒らなくて済む物を持たせればエエ話であるが‥
学校も大変である。
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Source: イギリス毒舌日記