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社労士のサブ科目で介護保険があるんですが、その中でも全然重要じゃないキーワードとして、地域包括ケアシステムというものが出てきました。
一部抜粋。

厚生労働省においては、2025年(令和7年)を目途に、高齢者の尊厳の保持と自立生活の支援の目的のもとで、可能な限り住み慣れた地域で、自分らしい暮らしを人生の最期まで続けることができるよう、地域の包括的な支援・サービス提供体制(地域包括ケアシステム)の構築を推進しています。

この中で引っかかったのが、「可能な限り住み慣れた地域で」の部分。
政策にここまで明確に書いてある。
やっぱり、可能な限り住み慣れた地域に住み続けることが民意なのか・・・と感じました。

僕も超長期の人生計画では、65歳なのか?70歳なのか?分かりませんが、ヤバくなってきたら、実家の三重か、名古屋に引っ込もうと考えています。
これは最期は知ってる地域で安心して暮らしたいと言うよりは、なるだけ迷惑かけたくないって思い。

病気とかで身の回りのことを1人でできなくなった場合に、妹なりにお世話にならざるを得ないことがあるでしょう。
それだけでも申し訳ないのに、遠く離れた場所まで来てもらう訳には行きません。
それを考えると、現実問題として近くに住んでおくしかないのかなと。

しかし、理想を言えば、生涯移住生活を貫きたい。
住み慣れた地域で暮らしても全然おもんねーし、そもそも住み慣れたくない。
慣れる前に新しい街に引っ越して、常に新鮮な気持ちで過ごしたい。

例えば京都に住んでいる時に、いよいよヤバくて老人ホームに入らないといけなくなったとして。
そのまま京都の老人ホームに入るんじゃなくて、「じゃあせっかくの機会やから、初めての鹿児島の老人ホームで」みたいな感じでいきたい。

可能な限り住み慣れない地域で、生涯移住生活という自分らしい暮らしを人生の最期まで続けたい。

しかし、政策の流れは真逆。
京都に住んでるのに、縁もゆかりも無い鹿児島の老人ホームに入りたいなんて、クソわがままかつ意味不明な希望は受け入れられないっぽい。
お金を払えばナンボでも動いてくれるでしょうが、標準的な介護サービスは無理でしょう。

移住はやっぱりマイノリティーのようです。
Source: Time is money  キムのお金日記