ドキドキ 「ねね、お姉ちゃん、理沙お姉さん、今度から鴻上のバスケ部、時々見に行っていいんだって。」
夕食を食べながら麗亜。

その声に流美、
「へっ…???…理沙お姉さんって…、あの…、車椅子の…???」

麗亜、流美に、
「うん。」

「へぇ~~。」
そして流美、
「そっか~~。麗亜は、理沙さんと連絡…。」

「うん。取り合ってる。」

「へぇ~~。」
けれども流美、
「へっ…???…でも麗亜…、どうして…、それが鴻上バスケに…???」

その瞬間、麗亜、
「へっへ~~。」
隣の将輝を見て、
「ねっ、お兄ちゃん。」

いきなり将輝、お味噌汁を啜りながら、
「ぷっ。」
そして、
「なんだよ…。」

流美、
「へっ…???…将輝…???…ん~~~???」
そして流美、顔を数回頷かせて、
「へぇ~~~。な~~るほどね~~。」

将輝、流美に、
「だ~~から~~。」

麗亜、
「理沙お姉さんね、病院退院して~、名城高校に行ったんだって。ほら、理沙お姉さん、バレー部。」

流美、
「あ~~。うんうんうん。」

「バレー部見たら、今度はバスケ部も見たんだって。」
「へぇ~~。」

「そしたらね。」
「ふん。」

「名城のバスケ部。理沙お姉さん、何て言ったと思う。」

その声に流美、眉の先端を吊り上げて、
「ん~~~???」
将輝、チラリと理沙を見て…。流美、頭を傾げて…。
「何て…???」

麗亜、思わず箸を持った手を鼻先に、
「動きが遅かったんだって。」

途端に流美、
「へぇ~~~~。そうなんだぁ~~。」

「でぇ~~。それをお兄ちゃんに話したら~。」
将輝の顔を見て麗亜、
「お兄ちゃん、ボソリと…。…んじゃ、鴻上のバスケ、見にくりゃ、いいじゃん。」

瞬間、口を尖らせて流美。

麗亜、
「私、すぐ、いい。いい。それいいじゃんって。」

流美、
「わ~~お。」

麗亜、
「でぇ~~。私がお兄ちゃんに、それいい、そうしよ。そうしよって…、言ったら~~。お兄ちゃん。監督に話してみるって…。」

流美、にやけた顔をして、
「へぇ~~。」

麗亜、ニコニコと、
「そうしたら…。」
体全体を揺らしながら、
「トントン拍子に話が進んで~~。結局、OK~~。理沙お姉さん、楽しかったみたい、鴻上のバスケ部~~。」

流美もニコニコして、
「そぅ~~~。…で…。それで、これからも鴻上…???」
今度は流美、将輝の顔を見て…。

将輝、
「あぁ…。何でか知んないけど、自然に、そんな話になってた。」
一拍置いて、
「…って言うか~~。ウチの監督~~。元々、ウチの部活、いろんなところに見てもらいたいって言うの、あるらしいんだ。…それに、マネージャーも便乗…したっつぅか…。」

流美、
「へぇ~~~。そっか~~。…んじゃ、理沙さん、車椅子バスケ…、本当に…。」

「ウチの部活、見に来て、そしてこれからもっつぅんだから…。…まぁ…。」

流美、将輝を見て、
「ふふ~~ん、将輝、なんか、いいこと、やったじゃん。」

そんな流美の声に将輝、顔をぐしゃりとさせて、
「ん~~なんじゃ、ねぇ…つぅの。」

流美、
「はは。」

麗亜、
「かかか。お兄ちゃん、照れてる~~。」

そこに流美のスマホに着電。
「おっと~~。義兄さん。」
スワイプして、
「はいは~~い。私で~~す。」

スマホの向こうから、
「お~~。流美ちゃん、俺だけと…。あのさ…。」

「………。はいはい。…うんうん。了解で~~す。」

麗亜、
「くく。お兄ちゃん、理沙お姉さん。良かったね。」

その声に将輝、
「うるせぇ。」

ルームウェアのままで栞奈、マグカップに口を…。そして、
「へぇ~~。庭に、バスケットリンク~~かぁ~~。凄いね~~。」

蒼介、
「あぁ~~。…で、庭の芝生も、半分くらいは整備して、バスケコートにしようかと思ってね~~。」

「ふ~~ん、凄~~い。かかかか。正に本格的~~。…で…、鴻上のバスケ部も、見てきたと~~。」

理沙、
「うんうんうん。凄かった。早い早い。」

「名城…よりも…???」
口を尖らせて栞奈。

理沙、少し恥ずかしげに、
「うん。見た限りでは…、残念だけど…。さすがは試合で優勝、準優勝の実績が…あるから…。鴻上は…。」

「…で、将輝君もいるし…。」

その声にすぐに反応して、般若のような顔になる理沙、
「はぁ~~~あ~~???…関係…ないし~~。」
その顔に今度は腕組みする理沙。

蒼介、
「お~~っとっとっと~~。」

信じて…良かった。   vol.064.   夕食を食べながら麗亜。

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Source: THMIS mama “お洒落の小部屋