昨日の夕方6時過ぎ、裏庭の物置に犬のエサを取りに出たは良いが、履いていたサンダルが地面に引っ掛かり、左足の薬指を突き指してしまった。
しばらく放置しておいたが、いよいよ激痛で歩けず、慌てて冷やしてユーチューブから足の薬指の突き指‥からテーピングの巻き方を検索。
空手でよく足を痛める夫がアマゾンでテーピングを大量購入していたから良かった‥

丁寧に巻き方を説明してくれていた整骨院の先生の動画を見、すぐに実行。
明日歩かれへんかったらどないしょ…と思いながら就寝。
しかし、翌朝には痛みがかなりマシになり歩行も問題なし。
但し、テーピングを外すと痛みがある為、やはり暫くは続行である。

天気予報にも出ないイギリスのカーライルに住んでいて、私が最も欲しいもの、それは整骨院である。
側弯症の私は、昔から肩こりや腰痛に悩まされ整骨院にはかなりお世話になってきたが、最も利用した時期はやはりバスケをやっていた時で、突き指・捻挫・脱臼…この3点セットが起きた場合でも、そんな理由で練習を休むんか?お前エエ根性しとるやないかいムードがチーム内に沸き起こり、顧問の先生に至ってはサメのような冷たい目でチラリと見られ、「ほな3日で治せ」と人殺しのような顔で言う顧問を腹の底から鬼やと思い、馬鹿正直に3日で戻らな殺される勢いで整骨院に走る。

「先生3日で治して!!」と泣きつき、その日からバスケ練習を見学してから整骨院に通うのである。
当然ながら3日で治るはずはないが、血止まるんちゃうか‥と思うキツさで整骨院の先生がテーピングを巻いてくれるから、それで何とか練習に戻り、練習が終わったら治るまで整骨院通いとなる。
整骨院のある環境、それは天国であると私は今そう思う。

私が中学生の時、家の隣が柔道の道場で、そこに大きく「ほねつぎ」と書かれた看板が出ていた。
ほねつぎ、という言葉が何となく痛みを伴う感じがして行った事が無かったのであるが、ある日ひどい突き指をしてしまい、いつも行く整骨院まで練習後に自転車で行く気もせず、私は初めて家の横の道場を訪ねた。
練習が終わった後だったから夜7時ぐらいだったと記憶しているが、道着を着た男性が対応して下さり、道場奥にある治療室でテーピングを巻いてくれた。
「また明日も来れたら来てね」と言われ、バスケ練習の後に再び行った。

翌日は凄い年寄のおじいちゃんが出てきて、治療室に案内された。
「いつ突き指したんや?」と聞かれ昨日だと答えると、道着を着たおじいちゃん先生は「こんなもんはな‥」と立ち上がり、私のバンバンに赤く腫れている突き指の指を引っ張り戻し、引っ張り戻しを繰り返した。
私はあまりの痛みにベロが出っぱなしになり、もうこれは指を引きちぎられてんのとちゃうかと思う程に涙と汗にまみれ、地獄の痛みを味わった。
それでも毎日通い、そのうちに治った。

バスケを辞めてからは行く事も無くなったが、突き指の後も捻挫でお世話になった。
後にも先にも突き指であんなに引っ張り戻しされた経験は無いが、捻挫の時も引っ張り治療があり、あれがほねつぎ流なら正解なのだと思う。
今となっては「ほねつぎ」も懐かしい思い出である。
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Source: イギリス毒舌日記