ドキドキ その後、ルーシーが薫子と愛弓と共に話をして、
ルーシー、愛弓と握手。

愛弓、
「ありがとうございます。」

ルーシー、ニッコリと、
「ヨロシクオネガイシマ~ス。」

翌日、スコットは単身、オーストラリアに…。
数日後、夢乃も家族に見送られながらオーストラリアに…。

君人、空港からの帰り、
「まさか…、俺の誕生日に、夢乃の結婚相手に…。なんてなぁ~~。世の中…分からねぇや。」

聖子はそんな君人を見て、
「おとうさん、ありがとう~~。」

そして…、3週間が過ぎた。

カナダはジャスパー。カナディアンロッキーに近い位置にある街、
そのホテルに恭弥が滞在している。

外出先からホテルに戻り、一旦ロビーにて寛ぐ。
その時、テーブル席から立ち上がり部屋にでも戻るのであろう、ふたりの男女。
その女性がマガジンラックに戻した雑誌。

その雑誌を見るなり恭弥、
「おや。」
そして、その雑誌をラックから取り出し、
「へぇ~~~。かかかか。ここでナターシャを見るとは…。有り得ない…んだけど…。」
雑誌を見て、ページを繰って、
「うんうんうん。さすがは姉さんだ。」
そしてまた別のページを見て、
「かかかかか、茉祐子ちゃん、頑張れ、頑張れ。」

この3週間で変わった事と言えば…。

なんとか茉祐子、凛久からの連絡のなさから、
ようやく自分から進んで凛久に一方的にラインで連絡していた。
まだ、なかなか自分から女性に対してのアプローチが苦手の凛久。
けれども茉祐子に誘われれば、それだけで快く受け入れる。

あちらこちらを歩き回りながら、美味しいものを食べて、飲んで…。
けれども、茉祐子から誘われるのは休日のみ。
お互いに休日もある意味、雑誌の編集者となると忙しい訳だが、
何とか凛久、茉祐子の願いには叶えていた。
それどころか、不思議と茉祐子と一緒にいるときは、自分の素を見せられ、楽しくもあった。
そればかりか、自分自身も茉祐子と一緒にいると、放したくない。という感情もあったのだった。
それを茉祐子も嬉しいと感じていた。

…けれども、そんなふたり、お互いから、好きと言う言葉が出る事はなく…。

お互いに、時間がくれば、
「じゃ、また…、連絡する。」
「うん。じゃ。」

そして、田園調布駅で別れるのだった。

そんな茉祐子に薫子も、茉祐子は千晶と一緒。と、自分に言い聞かせていた。
薫子、そんな凛久とは侑里とも、とにかく仕事上、そしてトライアル・スクエアの帰りに…、
時に侑里とも一緒に食事と言うパターンになっていた。

侑里、トレーニングの後の食事中に、
「それにしても、先生…。あんなトレーニング、凄い、続きますよね~~。とにかくビックリ。」

薫子、ビールを飲みながら、
「な~~に言ってるの~~。とにかく、継続は力なりよ。」
そう言って薫子、
「ん~~。でも…、私の場合は…、なんていうか…、体…動いていないと、落ち着かない…のかなぁ~~。」

「へぇ~~~。」
侑里、そんな薫子を見て、
「凄いよね~~。」
そして口を尖らせて、
「私なんて…、先生も通ってるからって…思って、…なら、私もって…感じで…。」
そこまで言って、
「かかかか。さて。いつまで持つか~~。」

薫子、そんな侑里に、
「え~~~???羽田さん。でも、凄い奇麗で、素敵なスタイルしてるのに~~。」

その声に侑里、思い切り顔をグシャリとさせて、
「それこそ、何言ってますぅ~~。私…、こう見えて、2人子持ちですよ~~。そんなスタイルいい…なんて~~。」

黙って話を聞いている凛久に侑里、
「こら、おい、霧島凛久~~。何か言えっ!!!」

凛久、そんな侑里に、途端に両手を目の前で、そして恐縮しまくりのように、
「いえいえ。僕からなんて、とんでもない。ふたりの会話に圧倒されまくりで…。」

薫子、
「かかかか。嘘ばっかり。」

侑里も侑里で、
「ねぇ~~~。」

そして、当然ながら、帰りは侑里とは別れて、薫子と凛久は自然に自分たちの帰る駅へと…。

薫子と茉祐子~その愛~   vol.210.   お互いに、時間がくれば…。

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Source: THMIS mama “お洒落の小部屋