ドキドキ 凛久、帰宅後シャワーを浴びて、その後、上半身裸の上にタオルを首に掛け、
冷蔵庫から缶ビールを…。
「くぅ~~。」
そして、
「ふぅ~~~。」
部屋の机の上に缶ビールを…。そして椅子に座り…、
「先生に…、言っちまったなぁ~~。ん~~。」
そして凛久、またビールをグイッっと…。そして、
「…と~~。言われちまったか~~。お願いします。大切に…して…、かぁ。」
そこまでボソリと言って、クスっと笑って…。
「そっか~~。俺って…、初心…。」
頭を下げて、右手で髪を搔き上げて…。
「女性からは…、そんな風に…、見えるんだろうな~~。まっ、確かに…、生まれてこの方…、女と付き合った事…、ねぇもんなぁ~~。」

そして今度は一気にビールを飲み干して、
「それにしても…、何なんだ…、あの先生の雰囲気…。ガラリと変わったけど…。」

立ち上がり、窓辺に…。そしてカーテンを開けて、アパートから見える夜の街。
「茉祐子…ちゃんか~~。」
そして、腕時計を見て、
「おっと、1時半…。寝るかぁ~~。」

某レストランにいる聖子と夢乃。

時計を見ながら…、聖子、
「5時半には終われるって、電話…あったんだけど…。」

夢乃、コーヒーを飲みながら、
「相変わらず、忙しそうねぇ~~。」
スマホを見ながら…。

聖子、店の玄関の方を…。
「あっ、来た来た。おとうさん、こっち、こっち。」

急ぎ足でふたりの下に近づく君人。
「いやいやいや。お待たせ、お待たせ。かかかか、初めての店で、地図を見ながらうろうろだよ。」

ウェイトレス、
「いらっしゃいませ。」
そう言って椅子を引く。

君人、
「あ、あ~~。ありがとう。」
そして君人、店の中を見回しながら…。
「しっかし、凄んげぇ店だなぁ~~。え~~???」

ウェイトレスが席を外す。

「夢乃が、おとうさんのバースデーって、わざわざ選んで見つけてくれたんだから~~。私だって、こういう店は…初めてよ。」
夢乃を見て聖子。

そんな夢乃、口を尖らせて、
「ふん。たまには…、こういうお店もいいんじゃない。ねぇ…。」

君人、
「夢乃、良くこういう店、見つけたなぁ~~。えぇ~~。」

そんな父に夢乃、
「シシシ。まぁねぇ~~。」

ウェイトレス、席に近づいて、君人のグラスに水を…。

夢乃、
「始めてくれる。お願い。」

ウェイトレス、
「畏まりました。」
一礼をして席を外す。

そしてやがて…。3人共々、
「かんぱ~~い。」

そして夢乃、
「パパ、誕生日、おめでとう~~。」

その声に君人、夢乃にお辞儀をして、
「かかかか。ありがと。まさか、こんな歳になって、こういう経験が出来るとは…。かかかか。」

そして、飲んで食べて1時間程…。

君人、
「しっかし、旨ぇよな~~。かかかか。」

夢乃、ワインを飲みながら、
「たま~~には、こういうのもいいんじゃな~~い。…さっきも言ったけど…。」
チロリと舌を出して…。

聖子、
「ふん。まっ、中々ね~~。こういうお店には…。…けど、パパなら…、仕事で…。」

君人、すぐさま左手を目の前で振って、
「いやいやいや。とんでもない。幾ら何でも、こういう店なんて、まず、有り得ない。」

夢乃、
「うそ。パパの会社…、製薬会社。杏樹(あんじゅ)製薬、結構有名じゃな~~い。」

君人は都内の製薬会社、「杏樹(あんじゅ)製薬」でMRの仕事をしている。

君人、
「と~~んでもない。」
左手をまた振って、
「家のローンをようやく払い終わって、かかかか、これからは老後の積み立て。そんな贅沢なんて…。」

そんな声に聖子、
「ぷっ。お疲れ様です。」

夢乃、ニッコリと、
「ふん。まっ、そうよね~~。私だって、パパには…、頭が上らない。留学費用、半分は出してもらったもん。」

「まぁな。」
君人。
「まっ、可愛いやつには旅、させろって…、昔から言うし。…って、言うか、俺だって、子供の頃から、親には迷惑掛けっぱなし。…けど、それでも、好きな事…、やらせてもらったし。親自体が、奔放主義だったからなぁ~~。」
聖子と夢乃を見て、
「かかかか。」

料理を全て堪能して、残ったそれぞれの飲み物を…。

夢乃、
「…でね。パパ。」

ビールを一口、君人、
「ん~~…???」

薫子と茉祐子~その愛~   vol.202.   夢乃、「パパ、誕生日、おめでとう~~。」

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

《PR》
庄司紗千 花笠音頭

※ご本人の承認の下、紹介させて戴いております。

 

 

 

 

 

 

 

アメーバ

Source: THMIS mama “お洒落の小部屋