1月までに消化せねばならない有給が2週間ちょいあるものの、人手不足で取るに取れず今になり、今日からやっと消化し始めた。
久々の土曜日休みであるが、亡き儀母の妹さんがヨークシャーから来る事になり、義母の姪っ子とその子供達もお墓参りに来てくれるというので、昼を用意して迎えるのが礼儀である。

義母の妹はイギリス伝統料理しか食べない。
パスタなど、妹さんが子供だった時代にまだ外国料理として馴染みなどなかった食べ物は未だ絶対に食べない。
その為、サンドイッチもマヨネーズをパンに塗って作ったのではなく、柔らかいバターを塗って具を挟んだサンドイッチを作らねばならない。
私はイギリスに来た頃、このバターが塗られたサンドイッチが苦手だった。
日本で育った私にしたら、サンドイッチにはマヨネーズだったのが、バターにハムという合わさりは口の中で融合しなかった。
慣れれば大丈夫になるが、やはり好んでそうしない。

義母の妹さんには3人の女の子の孫がおり、うち二人を連れて来た。
この姉妹二人がド偏食で、食べるものはハムサンドか茹でたスパゲッティにクリームチーズを混ぜたものだけ、これ以外は卵や野菜も肉も魚も果物もケーキ類も一切食べないという衝撃の偏食である。
であるから、その通りに用意したが、なんの味付けも加えず茹でたスパゲッティにクリームチーズを混ぜながらも、こんなもんよりカルボナーラの方が絶対うまいやんと思いながら作るのであった。

偏食になったのは、妹さんによればこうである。
妹さんの娘は最初の子を産んで翌月には二人目を妊娠した。
であるから姉妹の誕生日は11ヶ月違いである。
上の子を2週間育ててみたが睡眠不足からノイローゼになり、二人目の妊娠により余計に体が辛くなり、上の子を週6日実家に預け、週1だけ手元に置いて育てた。
週1だけ面倒を見るが我が子は自分に懐かない。

下の子が産まれ、上の子は引き続き実家に、下の子は旦那の実家に週6預け、別々に上の子、下の子を週1だけ見てずっと来たが、それだと姉妹が互いに会わずに育ってしまうのはあかんと親から怒られ、姉妹が8歳になった時に初めて姉妹を引き取り暮らし始めたが、その頃は我が娘が自分に懐かない事に苦しみ、また娘2人はスパゲッティにクリームを絡めたものだけを好んで食べるようになり、他のものを食べなさいと言って娘に嫌われるのを恐れて、そればかり出していたらこうなったという信じがたい話であるが真実である。

スゲーな‥2種類しか食べる物無かったら、旅先で困るだろうなと思ったが、まあ人間ほんまに空腹なら、そこにあるモノを食べるはずである。
それでも健康な13歳であるから、人間とは偏食でも大丈夫なのだろうと勇気付けられる。
イギリスに住んでいると、稀にこんなド偏食の人に会うから面白い。
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Source: イギリス毒舌日記