いつの間にか勝率5割に戻ってました。。

こんにちは。

まずはちょっと前のブログで11月20日(土)に狼セミナーやるぞと宣言したのでそろそろ告知をしておこうかと思います。

毎度のことですが狼セミナーはいきなり申し込みを始めると出遅れる方がいるので今回も受付日を決めてその日に一気に募集しようと思います。

と言うことで次回11月20日のセミナー受付日はきっかり1ヵ月前の10月20日(水)のブログ更新時に開始します。

それと前回のブログで「今回は特に応募制限のないオープン参加」なんて話をしましたが、、、
あれ、やめますw

と言うのも昨日の夜、突如沸き上がった諸問題の論争を見てると今回は心無し初めて狼セミナーを聞きに来る人がめちゃくちゃ多いんじゃないかって思うんです。

そうなると普段連続でセミナー参加されてる人の枠が少なくなってしまいますし、最近の論争絡みで興味本位で参加される人が多そうな気もするのでやっぱり通常通りの応募制限を掛けてやる方が誰にも迷惑を掛けない気がします。

と言うことで今回も先行予約でレギュラーの人を先に募集して余った枠を抽選にて選ぶ形にしようと思います。
突然の方針変更、大変申し訳ないですが何卒よろしくお願いいたします。

さて、話は変わりますが、
ワタクシのことを知ってる人でワタクシが「遊園地嫌い」ってご存知の方どのくらいいらっしゃるでしょうか?

ま、正確に言えば「遊戯施設」が嫌いって理由なのですが、とにかく高速で動き回るもの、高いところに移動するものは乗れません。。(とにかく怖くて乗れないんです)

なぜ怖いかと言えば、「他人が点検したものなんて信用できない」ってことなのですがたぶんこれ、自分で実際に点検してたからなんだと思います。

例えば観覧車、、
高いところまで回転して登っていき降りてくる単純な遊戯施設ですが、あれの車軸は一本でその車軸が折れれば真っ逆さまに転落します。(金属疲労のチェックなんてそうそうやってないのでここが怖いw)

あとジェットコースター、、
これはレールをガイドローラーががっちり掴み、絶対に脱線しないように設計されておりますがその樹脂で出来たガイドローラーに異常があればレールから外れて吹っ飛んで行っちゃいます。(一応セーフティ機能は付いてますが加重次第ではそれも役に立たないことがあので怖いw)

そうならないように日々点検作業員が運航点検して事故に無いようにしているのは当然知っていますがその作業員のスキル差で見逃すことも多く、もう時効だから書いてしまいますがワタクシでさえ、大事な大事な車軸のピンをつけ忘れて横に揺れたら即外れて転落する状態の遊戯施設を2か月運航させてたこともありました。(2か月後に偶然見つけて何事も無かったように直してしまったので始末書書かずに済みましたがあれ、事故ってたらワタクシも酷い目に遭ってたと思います)

なんでこんなことがよく起こるかと言えば遊戯施設はほぼハンドメイドで同じものが存在せず点検マニュアルがあってもすべてに反映できるわけでもなく結果、経験と勘が頼りみたいな部分が多いからです。

なのでベテランの点検員と組んで(遊戯施設は複数人で点検することが多いです)仕事する方が覚えが早くなるわけですがそのベテラン点検員にも腕の差があり特に年寄りの点検員は自己流で覚えてる人がめちゃくちゃ多いので「先月、〇〇がやったやつはダメだ、俺様のやり方が正しい」なんて話がよく起こり、点検員のシフトが入れ替わった瞬間に無政府状態になったりもよくあります。(クセのあるワンオフの部品だらけなのでシフトが入れ替わるとその引継ぎが上手くできずに変わってしまい事故が起こるのはよくある話です)

そんな業界の裏を知り尽くしてるワタクシが何十年も業務稼働して瞬間的に10t以上のめちゃくちゃな負荷の掛かってる乗り物に乗ってくれと言われて「乗ります」とは言えないのはこれでお判りいただけたんじゃないかと思います。(乗れるのは万が一事故が起きても最悪骨折くらいで済む荒川遊園仕様の乗り物だけでございます)

さて、そんな事情をあるワタクシ、、春先に例の酒チャンスの最後の難工事「壁押し作業」に参加しました。

どんな作業かと言えば


この立てかけた壁を・・・


ここまで人力で押して基礎にロックオンする作業です。

わずか1mにも満たない距離を10人くらいでズリズリ押して奥の定位置に嵌め込むだけの作業なのでワタクシも軽い気持ちで参加(なんか進水式の華やかなセレモニー感覚で参加したんですw)したわけですが、朝、現場に行って実際のブツを見て正直。「これケガ人が出ても不思議じゃねーぞww」と思いました。

なんでそう思うかと言えば材料の木材は長ければ長いほどシナり、変形してしまうので10人の総合力で均等に押そうとしてもどの程度の距離を一度に押せるかもバラツキがあるし油断して手を放してしまうと逆に倒壊し、押してる人が下敷きになってしまうレベルの巨大な壁だったんです。。

本来であればクレーンでも持ってきて引き上げてヨイショと移動させて嵌め込めるのですが場所的、作業的にこれが不可能だし今日一気に作業しないとなかなか人も集まらず壁をその場で放置したら雨でズクズクになってしまう関係でどんなことがあっても今日絶対にやり切ろうってことになってました。

ただその時は建築がわかる人が事前に入念にブリーフィングを実施し(1時間近くやってました)、参加者全員が情報共有し「最後ホントに支えきれないときは一斉に作業を放棄して反対側のガードレールの向こう側に逃げる(デブは逃げ切れないのでコンクリのこの隙間に避難)」なんて万が一の時は誰がどの方向に避難するまできっちりと決められてました。

ワタクシも過去の職場でこのKY(危険予知)についてはゲップが出るほどやらされていましたのでこの壁を見て倒れるとしたらどの方向にどの程度倒れて崩壊し、どのくらいの被害が出るかはおおよそ予想出来、万が一の時の救急車を呼ぶ手順や救護方法もある程度考えていました。(内緒ですけど最悪の最悪に備えて隣のパチンコ屋のAEDの設置位置も確認しておりました

ま、それ以前に立ち会ってくれた建築士の方の段取りが良くて一度に数センチしか進まないけど確実に距離が縮まり最後は狙ったところにストンと一発で落ちたときは感動のスタンディングオベーションでしたがあれは事前の入念な打ち合わせの賜物ではないかと今でも思ってます。(同時にまた壁押しの話が来たら二度とやりたくないので速攻で断る用意も出来ておりますw

当たり前のことですが建築現場と言うのは不動産と同じで同じものが二つと存在しません。

その都度建築やる方が現場を見て段取りを考えて出来るだけ無理をしないように何度も検討して実施します。

また最悪の事態が起きたときにどのように対応するかまできちっと考えておりそれに備えた防護策も毎回検討して何重にもセーフティーガード効かせて作業することは当然です。

まして重量物を扱う作業なんて時はホント、現場自体がピリピリしており緊張感のないやつは現場から放り出されます。
当たり前ですが現場で足を引っ張るやつは不要ってことなのですが、大抵追い出されるのは段取りの悪いやつか危険予知のスキルが無いやつ。。。(初心者の作業員は危険が及ばない場所で「手元」として奴隷のような単純作業を叩き込まれます)

また、現場に入るとよく言われるのが「ケガと弁当はてめー持ち」ってやつ。
特にケガに関しては現場s業が止まるだけでなく労災の関係でつまらないミス一つでその現場が労基からマークされて施主に迷惑かけちゃいけないって作用が働いているので一番やってはいけない行為だしケガしたやつはとにかくバカにされます。(ケガしないのが当たり前で「その防備が出来てない奴は現場になんか来るんじゃねーよww」と罵られます。

不動産投資の領域では昨今DIYブームで仲間うちで仲良くDYIの労力を提供し合って共に学びましょうなんて雰囲気になっておりますがワタクシ的にはこの話には一番大事な「安全対策」がどこまでなされて言ってるのか以前から非常に疑問に思ってました。

ワタクシもこの手の労基レベルの現場災害を何度も経験しておりますが事故が起こるのはホントに一瞬で起きた時にはほぼなす術はありません。(足がガタガタ震えてただその惨状を見ているだけで救護活動しなきゃなんて発想も浮かんできません)

ただ経験上、「この作業はここをしっかりやってれば大丈夫」なんて能力があるので万が一に備えることは出来ますが、これはワタクシ一人が出来たところでそこで作業する全員が同じように共有出来ていなければ巻き添え事故にも巻き込まれる可能性が一気に上がります。(建築現場ではこの巻き添え事故も結構多いんです)

なので現場では一番影響力のあるやつが口酸っぱく注意喚起し、従ないやつは現場から叩き出すか手元の奴隷にするかまたは容赦なく鉄拳制裁を加えます。(口で言ってもわかんねーんだからぶん殴るのみですw)

建築現場はブラックとよく言われますが実際には8時に始まってきっちり17時には就業する職場でキツイ作業もやってるうちにその現場で使う筋肉が発達し段々苦にならなくなってきます。

ただ現場での安全意識が低いやつ、段取りの悪いやつは迫害されやすくそれになじめない人が辞めた後に「いやー、、建築業は過酷でブラックだよ」って言ってることが多いです。

・・・と、、

ちょっと話が逸れましたが、

昨夜Twitterでこの論議がされてたようですね。

議論に参加したわけでもないのでその中身については触れませんが建築物は一つ一つが同じ加重が掛かってるわけでもないしこと構造体に関してはどれをどう抜くかなんてのは事前に相当シミュレーションしていなければ出来ない作業の一つ。

ワタクシが若き日にやってた同類の作業では現場という現場を知り尽くした生き字引のようなおっちゃんが登場してその建物にあったやり方を見つけて絶対に事故を起こさないだけじゃなく二度とおかしくならないように対策を取ってやってました。(ブロックなんか積んで台座にしても1tの荷重に耐えられないのなんて当たりまえなので荷重に合ったバタ角を重ねて摩擦でガッツリ固定出来るようにして初めて作業開始ですし、古い建物では構造もへったくれもない建物が多いしなにが起こるかわからないので荷重下にいられるのはクレーン車作業員と同様、当該作業員のみです)

それでも計算外の不慮の事故が起こる可能性があるわけですから現場を知ってる人から見たら「お前らいい加減にせいよ!」と一言二言説教したくなるもの無理もありません。

あと昨日の論議でも出たのか知りませんが、この手の作業をカジュアルにやろうとする人ってなぜ作業の模様を全世界に発信しようとするのでしょうか?(ワタクシには30階のタワマンのベランダで楽しそうに鬼ごっこやってる怖いもの知らずの3歳児の画像にしか見えません)

たぶんですが大多数の人が否定してるのは作業が危険だのってだけじゃなくこんな動画を発信したら危険予知能力が無い人がこれ見て「お金が掛かるから安く済ませたい」と同じ願望を持った人が「これなら俺様でも出来る」と真似してしまうこと。。

他人がすることだから関係ないし外野は黙ってろよって思う人もいるでしょうからアレですが、日本と言う国は法整備がほぼ後出しじゃんけんなのでこのようなことで死亡事故が起きて初めて対策が取られその対策によっては今流行のボロ戸建て投資に足枷が加えられ高値売却が出来なくなったり最悪賃貸で貸してはいけないなんて法整備される可能性も無くはありません。

その際、迷惑が掛かるのはその外野であり真面目にやってる人達です。

そもそもそこまで知恵が働かないから危険予知なんてことも出来ないんだと思いますが事故と言うのは初心者の頃に起こるのではなくちょっと慣れて冒険出来る時期に多発します。

その原因なんて言わなくてもわかると思いますがワタクシが現場で働く親からいつも「基本が大事」と教わりました。

「うっせーなwそもそその基本ってなんだよww」ってよく親に反抗してましたが、今思うと親が言ってた「基本」と言うのは「常に忠実な手順」と「正確な作業」と「絶対ケガをしない危険予知」だったんじゃないかと思います。

せっかく大家業を志して家族のためにお金を稼いで楽させようと不動産投資家になったのですからつまんない事故やケガで家族を悲しませてはいけません。。(それこそ本末転倒です)

それと最近のDIYお手伝いブームに言いたいのは現場に入るときの最低限の防備(毎回メットまでかぶれとは言いませんが短パン、サンダル履きなんかで作業すんなってw)とその日にやる作業を先日に検索して調べておおよその段取りをイメージするくらいはやっておいた方がいいってこと。(初心者歓迎なんて場面でも知ってるだけで作業も意味も変わるしどこに危険が潜んでるかくらいも慣れてくると段々わかってくるはずです)

「ばーか、、そんな大げさな作業するわけじゃねーんだから関係ねーよ」って思ってる人も多いんじゃないかと思いますが、、、

現場って毎回同じ作業をするわけでもないし現場によってやり方組み立て方が違うし、ホントこれやってるのとやってないのとじゃ全然スキルの伸びしろが違うのでやってみてください。

えぇ、、
現場での安全と段取りが優秀な奴ほどDYIスキルは向上するのは間違いないんですから。。


で、早く作業手順や段取り覚えて業者にボラれないように理論武装して外注に丸投げで快適大家を目指すんじゃんw
Source: 狼旅団の地下に潜った不動産ブログ(開店準備中