先週、娘を含む3人の女子生徒が見た目を揶揄され傷付いた問題があり、学級で翌日の朝から校長先生自ら6年生全員(とは言え14人しかいないが‥)にお話があった。
金曜日の夕方、学校に子供を迎えに行き、娘が教室から出てきた時の顔がいつも通りだったので、娘に「大丈夫やった?」と聞いた。
娘は「うん。朝一番で校長先生が皆にバックグラウンドや見た目、親の事に触れること、口にする事は人を深く傷付ける事があるって話しをした」と言った。

そうこうして息子と娘を連れ門を出てあるき出した私達を、走って校長先生が追いかけて来た。
「今日の報告です」と言い、娘と息子を近くの広場に行かせてから、今日話した内容と、もしまた不快な思いをする事があれば、すぐに知らせて欲しいこと、本人にもそう伝えたけれど、校長の僕に何でも打ち明けてほしいと再度お母さんから伝えて欲しいという内容を話して下さった。

先生に私は「娘が小さな頃、私と一緒に歩いていてチャイニーズや国に帰れと言われ、怖い思いをさせた事があり、本人は今どの程度覚えているかは分かりませんが、そういう事があった際には強くある事、相手にしない事と教えてきました。先生どうもありがとうございます」と伝えた。
校長先生は「僕は背も小さいし、ゲイだと言われ随分イジメられました。だから自分のいる学校にだけはイジメは絶対に起こしたくない、そう決めている。言っても仕方ない先生では意味がない、絶対に助けてくれる先生でないと学校の意味がない、僕はそう思っているだけです」と言い学校に戻られた。
こんな事がキッカケで、これほど校長先生と身近に話せるのも、イギリスの田舎の良いところだと思えた。
先生にも気付いた過去がある。

昨日は職場の現役高校生バイトに、アジア人や外国人の親を持つ生徒、ジンジャーヘアの生徒がイジメにあったりしている?と聞いてみた。
やはりアジア人の子は嫌な思いをする言葉は一度はかけられている実感はあるとの事だったが、このバイトちゃんも高校入学当時は人見知り故にイジメがかなりキツかったらしい。
今は16歳になり、回避できるようになってきたけれど、今でも同級生の一部の女子が怖いと言った。
高校になると、イジメは直接は無く、全てネットに書き込まれているのを見て傷付く、仲間はずれにされるなどするから、自分がどれだけ気にしないか、見ない勇気を持てるかだと言った。
皆それぞれに、色んな傷がある。

Source: イギリス毒舌日記