ドキドキ 朝5時30分。茉祐子、
「ん、ん~~~。」
目を覚まして…。けれども、
「えっ…???…ここ…???」
バッと起き上がって…。
「は~~~あ…???…私…、なんでここで寝てる~~???」
隣のベッドを見ても、薫子はいない。
「おかあさ~~ん…???」
そして自分の身なりを見ると、
「わっ。服のまんま…。」
そして腕時計を見て、
「あっ、あ~~。おかあさん…。もしかして…、ジョギング…だぁ…。」

いつもの公園のベンチで少し休憩の薫子。
「ふぅ…。もしかして…、今日も暑っつくなるかぁ~~???」
空を見上げて、そしてぐるりと…。
すると…、右側、遠くに、いつも見掛ける黒のジョギングウェアのひとりの男性。
「あはっ。来た来た。」

自然にベンチに近づいて、
「おはようございます。今日も…暑っつくなりますか~~???」
凛久。

薫子、
「かかかか。今、私もそれ、言った~~。」

「連日…、真夏日ですもんね~~。」

その凛久の声に、ポットの飲料を飲んで薫子、
「う~~ん。暑いよね~~。」

凛久もベンチに座って、タオルで汗を拭いで…。
そして薫子と同じように、凛久はペットボトルの飲料を…。

「昨夜は茉祐子、ありがとね。」
薫子、凛久に向いて…。

凛久、ペットボトルを口に。そのまま薫子を見て、
「…ん…???」

薫子、凛久を見てニッコリと…、
「エトランゼで一緒。」

「あっ、あ~~~。」

薫子、そして前を向いて…。
「生まれて初めてのモデル…。」
そう言って、
「…ん…???モデル…じゃ…ないか…。かかかか。…でも、初めての撮影。物凄い緊張…。それでもって、仕事して…、みんなで食事して…。」

その話を聞きながら凛久、
「……。」

「家に帰ってくるなり、ラグに、膝をカックン。」
「えっ…???」

「そして、テーブルに上半身、バッタリ…。」

凛久、
「うそ…。」

「そのまんま…、寝ちゃったわ。」

その声に凛久、目を見開いて…、
「え~~~~っ。」
そして凛久、少し沈黙して…。
「あっ。いや…。まさか…、そのまんまって、テーブルに…???」

その瞬間、薫子、
「ぶっ!!!」
そして薫子、いきなり凛久を見て右手で凛久の左肩をペン。笑いながら、
「…な~~訳ないじゃ~~ん。かかかか。」

凛久、体を縮こまらせながら左肩を右手で押さえて、小さな声で、
「痛っ。」

薫子、鼻に左拳を当てて、
「くくくく。」
そして、凛久の顔に、
「しっかりとベッドまで運びました。」
少し顔を凹まして、
「…けど、さすがに重かった…。」

凛久、
「ふ~~ん。茉祐子さんの部屋まで…。さすが…。」

薫子、
「はぁ…???…いやいやいや。茉祐子の部屋は、2階~~。寝てる茉祐子を…。2階の部屋まで…、なんて、無理に決まってるでしょ。」

「あっ。あ~~。…そうなんですか~~。」
「今頃、ようやく…起きたんじゃ…ないかなぁ~~。私が起きたときには…、まだ…、隣で眠ってたから…。」

凛久、
「…???となり…???」

「ふん。私の寝室。ほら。ベッド…2台…あるから…、旦那様の…。」

その声に凛久、目をパチクリさせて…、
「あ、あ~~、そっか~~。」

噴水の上を鳩が数羽飛び立つ。

薫子、その鳩を見ながら、
「ねぇ…、霧島さん。」

凛久、真っすぐ前を向いている薫子を見て、
「あっ。はい…。」

薫子、今度は遠くを見るような面持ちで…。
そして口を真一文字に…。深く息を吸って…、そして吐いて…。
そして頭を左に傾けて、目を右に左に…、
「…うん。ふふ。…いや…。」
そして凛久の顔を向いて、ニッコリと…。
「なんでない。」

凛久、途端に、
「へっ…???」

薫子、
「さて…。私らは…、来週から…。番組…、最終…5分だけどね~~。よろしく~~。」

そんな薫子に凛久、
「あっ、あ~~。はい。当然。こちらこそ、よろしくお願いします。」

薫子、
「よし。」
立ち上がり、
「帰って朝ごはん。」

凛久、
「ですね。」

「あっ、霧島さんって、朝…、何食べてるの…???」

薫子の声に凛久、
「あ…。はい…???」
顔を傾げて…。

薫子、家に辿り着き、
「ただいま~~。」

リビングで茉祐子、パジャマ姿で髪をドライヤーで乾かしながら、
「おかえり~~。」

薫子と茉祐子~その愛~   vol.169.   朝5時30分。茉祐子、「ん、ん~~~。」目を覚まして…。

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Source: THMIS mama “お洒落の小部屋