私の両親は自営業で、店の休みは月曜日だった。
だから土日祝日に家族で出掛けた事など無かったし、店が休みの月曜日だって母親は勉強会へ、父は講師として教えに行かねばならず、家にいる事なかった。
そんな中において、年に何度か月曜日に私が学校から帰ると、母が家にいる事があった。
小学生の頃、それがたまらなく嬉しく特別な日でもあった。
そんな日は必ずヒロタのシュークリームを難波辺りで買ってきてくれており、私にとって学校から帰った家に休みの母がいる事の貴重さは、今の私に大きく影響している。

私は小学生の頃、スイミングスクールに通っており、それが月曜日だった。
最寄りのバス停からスクールバスに乗りスイミングに行く。
せっかく母親が家にいるのに行きたくは無かったが、それでも嬉しかった。
スイミングスクールが終わるとまたバスに乗り、最寄りのバス停から家に帰る。
私の両親は私や兄の泳ぐ姿を何度見たのだろう…

今、自分に子供がいて、イギリスで子育てしているから学校にもスイミングスクールにも、どんなお稽古事にも保護者が連れて行かねばならない規則上、我が子のレッスンを毎週、何年も見ることが当たり前の中において、私は我が子を羨ましく思う。
この子達は良いなあ、お母さんがいつなんどきも何処へ行くにも一緒である。
自分がそれをしながら羨む。

スイミングスクールにしても空手にしても、今の保護者は練習を見ない。
皆、スマホに忙しく熱中の限りに熱中している。
きっと子供は見て欲しいと思っているはずと自分の体験から思うから、私は必ず見ているけれど、何とも勿体ないと思う。

今月は娘の誕生日で、小学生最後の誕生日を家でやりたいと1年の時から訴えてきた願いを仕方なく承諾し、我が家でクラスメイトの女子全員を招いてする事になった。
とは言え、女子は8人しかいない小さなクラスである。
高校から市立やグラマースクールに行く子もいて、バラバラになる。
これが最初で最後の娘の念願の家パーティーならば、しゃーない…夜中にケーキを本気で作ったろやないかい…
今の私の子育てのベースにあるのは、私が母にされて嬉しかった事、して欲しかった事を探る日々である。
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Source: イギリス毒舌日記