ドキドキ 一颯、会議室で凛久と侑里、そして薫子に、
「では…、打ち合わせは…これくらいに…。」

3人、
「はい。」
侑里、薫子に、
「成宮先生。よろしくお願いします。」

凛久も薫子にニッコリと。

薫子、
「えぇ…。よろしく。うん。」

侑里、
「さてと…。あっ、成宮先生。」

薫子、侑里に、
「あっ、はい。」

「先生…、これから…何か…予定…???」

侑里の声に薫子、
「あ~~いえ…。今日は、何も…。教室に帰って事務処理…。」

薫子を見て凛久、
「……。」

侑里、
「じゃ~~。ちょっと…時間…あります…???…よろしかったら、お茶でも…。」

「えぇ~~。構いませんけど…。」

TBAテレビの近くのカフェで…。

侑里、紅茶を飲みながら、
「もしかして…、先生とこうして私…、お茶を飲むのって、初めて…???」

薫子、そんな侑里にニコリと微笑んで、
「えぇ…。そうねぇ~~。」

「…でも、今回の番組、メインは、霧島君になるんだけど…。へへ。」
舌をチロリと侑里。

薫子、そんな侑里に右手を振って、
「いえいえいえ。そんな、そんな…。とんでもない。」

「…けど、先生…。ほんと、凄い奇麗~~。」

薫子、
「は…ぁ…???」

凛久もキョトンとして…。

「先生って、番組とそして料理教室。」
「えぇ…。」

「それから…、何…???…ボディトレーニングも…。以前、そんな風に聞いたけど…。中々私、先生とお話しする機会なくって…。」

そんな侑里に、
「あ~~。ふふん。これからもよろしくどうぞ、羽田さん。」

侑里、パッと笑顔で、
「ほんとですか~~。」

「えぇ、どうぞ、どうぞ。」

すると侑里、
「じゃあ。」
自分のスマホを出して、目の前に、
「お願い…、しちゃおっかな~~。」

薫子、ニッコリと、
「どうぞ~~。」

そして、お互いのスマホで…。

侑里、
「わはっ。おっけぃ~~。」
ニッコリと。そして凛久を見て、またニッコリと。

けれども凛久、笑顔のままで…。

侑里、そんな凛久を見て、
「どした~~???…あんまり…喋んないけど…???」

そんな侑里に凛久、半ば慌てたように、
「あ~~。いや…。そんな事は…ないでしょう。」

薫子、そんな凛久を見て、笑顔で…。

当然の事ではあるが、この10日間でも、凛久と薫子は数回ジムで一緒になり、
その帰りは必ず共に食事をしていた。どちらかを誘うでもなく、極々自然に…。
それに加えて、朝のジョギングでも、2回ほど、一緒になっている。

薫子、
「けど…、凄いよね~~。月刊ナターシャ、20万部超えたって。いやいやいや。」

侑里、そんな薫子に恐縮しまくりで、体を縮こまらせて、
「ありがとうございます。お蔭様で…。」
またチロリと舌を…。
「これも…偏に、記事にしてくれる成宮先生があってこそ。」
そこまで言って、
「あっ。それに、エクレールさんも…。」

薫子、
「う~~ん、確かにね~~。エクレール化粧品。今、凄い人気。」

「ですよね~~。」
「それに、今度、新しくオールインワン。」

「そうそうそう。アイリーンって言ったかしら…???」

凛久、そこで初めて、
「えぇ。そうです。そのアイリーンとファッションデザイナー篠田真理とのコラボ。」

侑里、突然の凛久の声に、頭の中で、
「…ん~~~???」

侑里、
「実は…、篠田先生とも霧島君、何かしら…ご縁があるようで…。」

その声に薫子、それほど驚くことはなく、
「へぇ~~。」

既に凛久との食事で話は知っていたのだった。

薫子、凛久に、
「そうなんだぁ…。」

凛久、少し顔を歪めて、
「えぇ…。」

侑里、わずかに口を尖らせて、頭の中で、
「…うん…???…何、このリアクション…???」
けれども、
「そのご縁で…、アイリーンと篠田真理のコラボ。しかも、そのコラボ、TBAテレビでCМまで…。」

薫子、その話に、
「うんうんうん。娘の茉祐子からも、その話は…。はい。」

また侑里、頭の中で、
「…あっ、そっか…、そっちか…。」
そして、
「ふふん。何かしら…素敵なCМになるんじゃ…。」

そんな侑里のスマホに着電。
「おっと~~。編集長~~。」
そして薫子を見て、
「先生…、ちょっと…すみません。」

薫子、会釈をして、
「うん。」

席を離れる侑里。そして、
「お疲れ様です。羽田です。」

薫子の背中を歩く侑里。

薫子、必然的に右側の凛久を見て、可笑しそうに…。
凛久も、同じような笑顔で…。

薫子と茉祐子~その愛~   vol.160.   侑里、「…よろしかったら、お茶でも…。」

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Source: THMIS mama “お洒落の小部屋