ドキドキ 恵津子、薫子の声に頷いて、
「…って~~いう、ことに…。」

薫子、すぐさま、目を真ん丸く、そしておちょぼ口に…、
「わ~~お。」

穂成美、ぼそりと…、
「あの…、どスケベ。」

薫子、そんな穂成美を見て、思わず、
「ぷっ。ぷぷぷぷ。かかかか。…か~~っわいい~~。」

その瞬間、恵津子、
「…でっしょ~~~。」

穂成美、すぐさま、
「な~~に言ってるんですか~~。もぅ~~。見られちゃったんですよ~~。私の~~。」

仁王様のような顔をする穂成美を見て薫子、
「かかかか。うんうん。うんうん。そうだね~~。」
困ったような顔で…。

恵津子はニッコリと。

薫子、
「でも…。んん~~。いいんじゃな~~い。」

瞬間穂成美、
「へっ…???な~~にが~~。いいんじゃな~~い、ですか~~薫子先生~~。見られちゃったんですよ~~。私の~~。」

「うんうんうん。分かる、分かる。…でも、穂成美ちゃん、健匠君の事、好きなんだもん。」

穂成美、そんな薫子の声に、
「いやいやいや。そんな…、幾ら…好きって言っても…。」

そこに恵津子、
「あ~~ら、かわいいじゃな~~い。それに…ふたりとも…若いんだから~~。」

薫子、
「うんうん。だってね~~。考えてもみなさい。ふたりで一緒に自販機に…並んで…でしょ。」

穂成美、口を尖らせて…、
「う…うん。」

薫子、可笑しがりながら…、
「普通、そんな…自販機で、男女がふたり、並んで…なんて…。あるぅ~~???…子供だったら、分かるけど…。」

恵津子、
「それに、ふたり並んで…。片っ方は100円落っことして、体を地面に…。普通だったら、その場でその女性、男性から離れちゃうよ~~。…でも穂成美ちゃん、健匠君、体が足元に…でも、そのまま…だったんでしょ。」

膨れっ面の穂成美…ではあったが、
「う…、うん。」

薫子、
「ほら、みなさい。…そういうシチュエーション。」
そして薫子、
「風でスカートの裾が捲れて、男の頭に掛かって。…で、穂成美ちゃん、それからどうしたの…???怒ったの…、健匠君。」

穂成美、瞬間、
「あっ。いや…。怒りは…。…ただ、健匠からスカートの裾…。元に戻して。…もぅ…エッチ。…って…。」

「うんうん。可愛い、可愛い。」
そう言いながら薫子。
「ねぇ~~。ある意味、私たちみたいな年齢になると。仮に…そういうシチュエーション、絶対に、有り得ないもの。必然的に、男性が…引くもんね~~。逆に…恥ずかしくって…。申し訳ないって感じで…。」

恵津子、そんな薫子の話にニッコリと…、
「ふん。」

穂成美、
「え゛っ!!!!…って、事は…。」
そしてわずかに考えて。
「…って、事は…、それをやらないあいつ。かぁ~~。ほんとに。…鈍感っ。」

瞬間、薫子、頭をカクンと…。
「…そ…、そっち…???」

恵津子、
「あは…、ははははは。」

そして…午後からの仕事が始まる。

恵津子、薫子に、
「薫子ちゃん、番組の最後のコーナー、どんな感じ~~???」

薫子、
「えぇ…。良い感じに…企画…、進んでます~~。」

「そう、うん。良かった。期待してるよ~~。」
そして恵津子、
「ふふ、それに…番組のスポンサーも鳳出版。しかも、今回も霧島さん…担当でしょ。」

薫子、
「えっ、えぇ…。」

「ふふ~~ん。ふふ。」

薫子、そんな恵津子に、
「事務局長~~。」

「はいは~~い。さて。私はっと~~。」

そして翌日の夜。茉祐子、侑里から聞いたお店を探しながら…、
「…絵夢絵瑠(えむえる)…。…と、あっ、あった、あった。へぇ~~。素敵な感じじゃん。うん。」
その時、スマホに着電、
「あっ、羽田さん。」
スワイプして、
「あ、はい、成宮です。お店…の、前…ですけど…。」

スマホから、
「羽田です~~。お世話様です~~。うんうんうん。わざわざあれがとう。…でね…。お店…。下が…いっぱいだから…、2階にいるの…。お店入ったら、2階に上る階段あるから…。2階に来てくれる~~。」

その声に茉祐子、
「あ~~。はい。分かりました~~。」
通話を切って、店のドアを開ける。

薫子と茉祐子~その愛~   vol.148.   薫子、「かかかか。…か~~っわいい~~。」

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Source: THMIS mama “お洒落の小部屋