ドキドキ ダニエル、くすくすと笑いながら。

ルーシーは、真ん丸く目を…、そして目をクルリと…。そして、
「ワ~~オ。」

愛耶乃、
「…で、茉祐子がどうしたの…???」

侑里、そんな愛耶乃に、両手を左右に振りながら、
「あ~~。いやいやいや。その…。茉祐子さんって、田園調布なんだ~~って…。んじゃ、成宮先生も~~って、話し…してただけ~~。ほら、前に六条プロデューサーのお宅でバーベキュ~~。」

愛耶乃、
「あ~~。うんうんうん。そう。茉祐子と、薫子先生、田園調布~~。あっ、ルーシー。」
そして愛耶乃、レジの方に。

ルーシー、
「OK~~。」

愛耶乃と一緒の女性、
「素敵なお店ですね~~。」

ルーシー、
「センキュ~~。」

そして女性、
「お国はどちらですか~~???」

「アメリカ、ヒューストンデ~~ス。」

愛耶乃、ルーシーにお金を…。

女性、
「あっ、すみません本部長~~。」

愛耶乃、
「いえいえ。」

凛久と侑里、そんなふたりを見ながら、微笑ましく…。

けれどもその瞬間、凛久、
「へっ…???あれ…???川邉(かわべ)さん…???」

すると、川邉と呼ばれた女性、
「えっ…???」
声のする方に顔を…。

侑里は、凛久の顔を見て、そして愛耶乃の顔を見て、
「えっ…???」

愛耶乃も、朗らかな表情で、
「ふん…???」

凛久、
「川邉…、川邉佐那(かわべさな)さん。」

自分の名前を呼ばれて女性、
「えっ…???」
カウンターのその男性を見て、
「えっ…???」
すると、
「あっ。ははははは。何…???うそ~~~っ!!!霧島さ~~ん。わ~~。久しぶり~~。はははは。まさか、ここで会うとは…。え~~~???はははは。その節はどうも…。ご無沙汰しております。」

凛久、
「いやいやいや。ここで会うなんて、凄い偶然。…って言うか…。かかか、申し訳ない。全く気付かなかった。」

愛耶乃、
「へっ…???…あなた…たち…。お知り…合い…???」
キョトンと。

侑里も侑里で、凛久を見て、その女性を見て、
「ふん…???霧島…君…???」

凛久、
「あぁ~~。」
侑里を見て、
「羽田さん、彼女、ファッションデザイナー、篠田真理のアシスタントの川邉佐那さん。僕が記事を書かせてもらった時、お世話になった人で。」

侑里、両手をパンと、
「あ~~~。はいはいはい。霧島君のあの記事の~~。」

愛耶乃、
「えっ…???川邉…さん…。」

佐那、
「はい。霧島さん。本部長、彼が、ウチの篠田の記事を書いてくれて…。その記事の御蔭で篠田がいきなり表舞台に…。」

愛耶乃、
「へっ…???へぇ~~~、そうだったんだ~~。うんうんうん。今や篠田真理、凄いもんね~~。」

凛久、
「えっ???川邉さん。宇治川本部長と一緒にいるって…。…事は…???」

その声に愛耶乃、
「うん。」
にっこりと。
「うん。これから発売になる、ウチの新商品のオールインワン化粧品、アイリーンとコラボに…。その打合せの帰りなの。」

咄嗟に侑里、
「わお。」
すかさず、
「先輩。もしかして…、そのコラボ…、広告…???」

その声に愛耶乃、
「え…、えぇ…、まだ…これから…。だけど、CМは既に…。」

「もしかして…、TBA…テレビ…???」

その声に愛耶乃、にこやかに、
「侑~~里~~…???」

侑里、咄嗟に、
「あっ、かかかか。ごめん。確かに…。企業秘密。」

愛耶乃、
「まぁ。ご想像に…、お任せ…するけど…。ふふん。」

「…って事は~~。テレビ以外の…、と…。なると~~。」
侑里、愛耶乃に意地悪そうな顔で…。

愛耶乃、右手指を顎に当てて。
「う~~ん。まっ、ある意味…、期待…してもらっても…。」

その一言で侑里、喜んで、そして両手でガッツポーズ、
「ッシャ~~。」

凛久、
「川邉さん。その節は…、本当にお世話になりました~~。」
佐那に丁寧にお辞儀をして…。

佐那も凛久に、お辞儀をしながら…、そして右手を振って…。
「いえいえ。とんでもない。こちらの方こそ…。」

ルーシー、侑里に、
「ナンダカ…モデルサンミタイ。キレイナヒト~~。」

侑里、
「うんうん。だよね~~。さすがはファッションデザイナーのアシスタント。」

薫子と茉祐子~その愛~   vol.124.   愛耶乃、「…で、茉祐子がどうしたの…???」

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Source: THMIS mama “お洒落の小部屋