ドキドキ 帰宅して茉祐子、晩御飯を作っている薫子に、
「ねね、おかあさん。」

「ん~~。はい、お帰り~~。」
「ただいま~~。」

キッチンにて…。

「エトランゼで、穂成美ちゃん、健匠君。」

薫子、茉祐子に振り向いて、
「あら、茉祐子ちゃん、エトランゼ、行ってた…???」

「うんうん。」
「じゃ、ご飯…???」

「はは、大丈夫、ちゃんと頂きます~~。…もぅ~~。今日は、何件も外回りで、バテバテ。その上、お腹は空くし。サッとダニエルからナポリタン。」

薫子、
「ふんふんふん。」

茉祐子、
「わお。唐揚げ~~。ニッシッシッシッ。」

薫子、にっこりと笑顔で…、
「茉祐子ちゃん、大好き~~。ん~~。」

揚げ上がったばかりの、そしてお皿に盛られている唐揚げ、
その1個を摘まんで茉祐子、口にポン。もぐもぐと、
「ふふふふ。んま~~~。」

その声に薫子、振り向いて、
「わっ。茉祐子…。」
顔をクシャリとさせて、
「やられたか~~。」

茉祐子、
「ムフフフフ。ビール飲みたくなってきた~~。」

「…で、茉祐子ちゃん、彼女たち…。」

その声に茉祐子、
「うん。穂成美ちゃんと、健匠君。…けど、他にも…2人…。」

「ねね、どんなふたりだった…???…そのふたり…。」
興味深そうに茉祐子に急かすように薫子。

茉祐子、
「へっ…???…おかあさん、どしたの…???」

「実は…、その…4人のセッティングの場所、エトランゼ、紹介したの…私なの…。」
「へっ…???そうなの…???」

薫子、コクリと…。
薫子、茉祐子に、
「あのね…。」

茉祐子、
「うんうん。」

そして…。

茉祐子、
「へぇ~~。そういう…事~~。」

「だから~~。この機会に…、穂成美ちゃんと、健匠君も…。」

「な~~るほどね~~。…でも、実際、4人の会話は一切…。」
首を横に振って。
「壁側のテーブル席とカウンターだもん。距離あり過ぎ~~。それに他のお客さんもいたから…。」

その声に薫子、腕組みをして、
「ふん。そっか~~。」

「けど…。見た感じじゃ、なにかしら…、和やかに行っているような…。」
「どんな感じだったの…、そのふたり…???」

テーブルに手を就いて、椅子を引いて座って茉祐子、
「女性の方は…、ん~~。なんとも…ふくよか。」

薫子、
「ふくよか…???」

「うん。」
茉祐子、頭をコクリと。
「穂成美ちゃんの…、もしかしたら…、2回りくらいは…あるかな…???」
ニッコリとしながら。そして自分の体、両脇に両手を…、両脇からある程度手の平を離して。
茉祐子、
「うん。うんうんうん。こんくらい…???」

薫子、
「わ~~お。へぇ~~。」

「けど…。」
「けど…???」

「相手の男性…???」
「うんうんうん。」

「物凄い…、かっこいい。まるで、モデル並み~~。」

「うそ~~~~。へぇ~~~。」
そして薫子、
「ふ~~ん。そういう組み合わせかぁ~~。まさか…、そういう…人だとは…。私も…、恵津子さんには…訊かなかったもんな~~。へぇ~~。凄いじゃん、その男性~~。」

茉祐子、
「うんうん。私もそう思う。」

「…で…、肝心の穂成美と彼は…???」

その声に途端に顔をグシャリとさせて茉祐子、
「ニュ~~。分かんなかったよ~~。」
右手で髪を掻き上げながら、
「どうなってんだろう…、あのふたり。…ん~~。最後、帰る時には穂成美ちゃん、私のところまできて挨拶…してくれたけど…。」

「そっか~~。……。うん。…でも、なんとか…、ふたりを…一緒に食事できそうな…機会には…出来た訳だ。」
そして薫子、
「むふふ。後で、ルーシーに聞いてみようか…。」

茉祐子も、
「あ~~。うんうんうん。いいかも、いいかも…。」

薫子、茉祐子の声に、にっこりと、
「ん~~~。」

ルーシー、客が帰ったばかりのカウンターの上を布巾で拭きながら、
「クシュン。」
そして、もう一度、
「クシュン。ワオ。」

そんなルーシーにダニエル、
「フ~~ン、カゼカ~イ…???」

ルーシー、鼻を左人差し指で撫でながら…、
「フン…。」
頭を傾げて…、
「…???」

薫子と茉祐子~その愛~   vol100.   茉祐子、晩御飯を作っている薫子に…。

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Source: THMIS mama “お洒落の小部屋