ドキドキ カウンターに戻るルーシー。

その時、ドアが開いて、
「こんにちは~~。」

入ってきたのが凛久。

ルーシー、
「ハ~~イ。イラッシャ~イ。アラ~~。フフ。」

凛久、
「早速。来ちゃいました~~。」
店の中に入る凛久。

…の後ろから、
「ばぁ。」
茉祐子である。

ルーシー、
「ワ~~オ。マユ~~。」

そして、茉祐子の後ろからは千晶、
「ヘヘヘヘ。」

ルーシー、
「はははは。ライチ~~。」

凛久、
「なんと、偶然、通りでふたりと遭って。」

茉祐子、
「うんうんうん、びっくりした~~。昨日にして、また今日も…。」

ルーシー、
「ナ~~ンカ、マユ~~。ニコニコシテナイカ~~。」
意地悪そうな笑顔で…。

その声に茉祐子、
「へっ…???」
急に顔を赤らませて…、
「な…、なに言ってるかな~~、ルーシーも~~。」

そんな茉祐子にルーシー、
「ジャスト、キディン~~。」

茉祐子、
「もぅ~~、今日は…夕方までお得意様回りで、へとへと。家まで持ちそうにないわ。軽く食べてく。な~~んて思ってたら、霧島さんとバッタリ。」

凛久、
「これは、これは。お疲れ様。」

千晶、
「茉祐子がお世話になってます。」
凛久にペコリとお辞儀をして。

その声に茉祐子、
「はっ…???ライチ、あんたまで何言う…???」

凛久、
「かかかか。」

そして必然的にカウンター席に、椅子に座る3人。
自然の流れで、凛久、茉祐子、そして千晶の順に。
客はまばら。

凛久、あらためて店の中を見て、
「うんうん。いい感じですよね~~。」
右見て、左見て。テーブル席を見て。すると…。
「あれ…???…確か…???」
そして凛久、隣の茉祐子に、
「ねね、茉祐子ちゃん。」

茉祐子、
「うん…???」

瞬間、千晶、頭の中で、
「…えっ…???茉祐子…ちゃん…???」

凛久、茉祐子に、手は指さずに、
「左の壁側の席、4人…いるでしょ。」

茉祐子、凛久の背中越しに…顔だけ…。
「うん。」
その途端、
「あ~~~。」
瞬間、いきなり自分の口を左手で塞いで、
「やばっ。」
そしてすぐさま顔を元の位置に。
「穂成美ちゃんと、健匠君。」

凛久、
「やっぱり…。…いや…、僕は…彼女と彼、名前までは分かんないけど…。料理教室で、顔は…。」

千晶も顔を…。そして…、
「マユ、知っている人…???」

茉祐子、
「うん。料理教室の人。」

「ふ~~ん。」

凛久、
「…けど…。あと…ふたりは…???料理教室に…、いたかな…???」

茉祐子、凛久の背中越しにもう一度…、
「…ん…???…あっ、ほんとだぁ。私も見た事ない。」

穂成美と健匠に生ビールとレモンサワーを届けてのルーシー。

茉祐子、
「ねね、ルーシー、あの4人…。」

ルーシー、
「ウン…???…アァ。アノ4ニン。ナルミヤセンセイカラ…。」

「へっ…???おかあさん…???」

瞬間、千晶、
「わっ!!!マユ。霧島さん…、先生とマユ…、親子っ!!!」

茉祐子、その声に、
「あ~~。ライチ~~。それ、もぅ…。霧島さん…知ってるの。それに~~。羽田さんにも…。」

思わず千晶、
「へっ…???そうなの…。わお。」

ルーシーも、ダニエルも、
「ン~~???」
「ヘェ~~。」

茉祐子、
「だから…、本部長も課長も…チーフも…、その事、知っているみたい。」

千晶、
「へぇ~~。」

凛久、
「あっ、僕、ビール、お願いします。」

ルーシー、
「OK~~。」

茉祐子、
「あ~~。私は…いつもの~~。」

「OK。」

千晶、
「あっ。私も~~。」

「うんうん。」
ルーシー、
「ナニヤラ、アノ4ニン、ワケアリミタイカナ~~。…モシカシテ…、ダブルデート…???」

千晶、
「ダブルデート…???…あ~、あ~、なんか…そんな感じ…、あるね~~。」

茉祐子、
「ダブル…デートかぁ~~。」
頷きながら、
「…と、言う事は~~。」
そして茉祐子、口を真一文字に…、そして、
「ふふん。穂成美ちゃん…。遂に健匠君に告ったかな~~。くくくく。」

凛久、その声に、
「えっ…???あのふたりって…、そういう…仲…???」

ダニエルとルーシー、茉祐子を見て、
「ン~~~。」

茉祐子、咄嗟に、左手を振って、
「いやいやいや。ただ、単に…私が…そう思っているだけで…。本当の事は…。」

薫子と茉祐子~その愛~   vol.91.   その時、ドアが開いて、「こんにちは~~。」

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Source: THMIS mama “お洒落の小部屋