ドキドキ  愛耶乃、
「くくくく。どうしたの~~茉祐子~~。全く…、何にも動じない感じで~~。大丈夫~~???…くくくく。」

その声に茉祐子、
「あ~~~。ごめんなさい。すみません…。」
そして頭を傾げて…、
「どうした…私…???」

「はい。これ…。頼まれていた資料。データも記入されてあるから、大丈夫でしょ。」

「あ~~。あがとうございます。」
「エトランゼ、霧島さんに、茉祐子も行ってくれたんだってね。ありがと。」

その途端に茉祐子、いきなり顔を赤らめて、
「いえいえいえ。とんでもない。はは。はい。どういたしまして。」

愛耶乃、
「じゃ、よろしく~~。」

「はい。」

千晶、
「マユ~~。どした~~???…心…、此処に有らずって感じ…だった。」

茉祐子、千晶を見て、
「うそっ。」

「ほんと…。」

茉祐子、いつの間にか、昨日の事を考えていた。
すると、何故か、今までの凛久との事が、走馬灯のように、次から次へと…。
知らず知らずの内に、周りの事が見えない、聞こえなくなっていた。

思わず両頬を両手で、ペンペンと…。

丁度、茉祐子の後ろを歩いての結月、
「かかかか。茉祐子~~。疲れて寝てたか~~。」
茉祐子の頭を右手でトントンと…。

茉祐子、口をへの字にして、
「んも~~。どうした私~~。全然、分かんなかった~~。」

千晶、
「かかかか。もしかしたら…、誰か…好きな人の事でも、考えてたか…???かかかか。」

その瞬間、茉祐子、また…赤くなり、千晶に右手を上から振り下ろして、
「な~~訳、ないでしょ。もぅ~~。」

その仕草に千晶、
「へっ…???うそ…???まさか…、図星…???う~~っそっ!!!!」

茉祐子、
「へっ…???」

「だ~~って、そんなにムキになるって…。」

その声に茉祐子、
「へっ…???あ、あ~~んもぅ。」
今度は顔に両手を当てて、
「なんで…。」

千晶、目を真ん丸く、
「まさか…。マユ…、あんた…???」

「ち~~がう~~って…???」
「相手は…???誰…???まさか…。」

茉祐子、
「な、なによ、まさかって…???」

千晶、茉祐子の右手を引っ張って、茉祐子の右耳に囁くかのように…、
「もしかして…、瑛輔…???」

その途端、茉祐子、
「は~ぁ…???」
千晶から腕を解いて、
「怒るよっ!!!!」

瞬間、千晶、変顔で、
「あ、は…。はははは…。…ってことは…、お門違い…。」

茉祐子、口を尖らせて、小さな声でも、力強く、
「な…、なんで…、私が…、瑛輔…。」

「じゃ、事務局長~~。恵津子さ~~ん。お先で~~す。」
薫子、自分の席から離れながら…。

恵津子、
「あ~~。はい。」
そして恵津子、
「かかかかか。これからデートか~~ぃ。」

そんな恵津子に薫子、
「な~~に言ってるんだか~~。逆に、相手はどなたですか~~???」
右手をピストルのように…、そして撃ったゼスチャーをして。

恵津子、
「あらあら。勿体な~~い。はいはい。お疲れ様~~。」

そして玄関に向かう薫子。

外から入ってきた健匠、
「先生…。」

薫子、
「はい。健匠君。お先~~。」

「あ~~。お疲れ様~~。…最近、日にち置いて、お早い帰りですよね~~。」

そんな健匠に薫子、
「ふふ~~ん。」

穂成美、廊下の向こうから、
「はい、先生、お帰り…???」

薫子、
「あ~~。うん。お先~~。」

「さては…。」
両腕でガッツポーズの構えで。

薫子、
「そ~の通り~~。ふふ、じゃねぇ。」

「お疲れさまでした~~。」

健匠、
「何だよ、これって…???」
自分も両腕でガッツポーズ。

穂成美、
「へっ???健匠、知らないの…???先生、これから、ジムなんだよ。」

「へっ…???ジム…???」
「…って…、あんた…、もしかして…、先生がジムに通っていた事…、知らなかったの…???」

その声に健匠、途端に首を振り、
「全然…。」

「うそでしょっ!!!いっつも、先生の付き人みたいな人が~~。」
呆気に取られたように穂成美。

健匠、
「え~~???先生って…、ジム…???…へぇ~~~~。」
そして健匠、穂成美に、
「ねね、どこのジム…???」

そんな健匠に穂成美、
「かかかか。教えたげな~~い。…自分で訊けば…。」

そして…30分後…。

フィットネス・ホディジム、トライアル・スクエアの受付で、受付の女性に薫子、
「こんにちは。」

薫子と茉祐子~その愛~   vol.79.   愛耶乃、「くくくく。どうしたの~~茉祐子~~。」

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Source: THMIS mama “お洒落の小部屋