ドキドキ 「…ジャ、ナイワヨネ~~。」
凛久を見てルーシー、にっこりと。

その声に凛花、
「さっすが~~、ルーシー。」

茉祐子も、
「うんうんうん。」

「マエニ、リンカトマユコト、ユウゴ、ソシテ、モウヒトリノオンナノヒト。」

凛花、
「うん。そうそうそう。」

凛久、照れながら、
「これは、これは…。」

迅、
「ふたり共に、アメリカは、ヒューストン出身。」

凛久、
「へぇ~~。」

ダニエル、笑顔で…。

迅、
「ただ…、もぅ…ふたり共に、日本に来て帰化してるけど…。ヒューストン時代から店を経営していたんだ。…でね。」

凛久、
「はい…。」

「ダニエルのおとうさん。実は、ドクターで…。」
「へぇ~~、お医者さん…ですか~~。」

「けれども、ダニエルは医師を継がずに、料理の道に…。」
そこまで話して迅、
「ダニエル、実は、こちら…。」
凛久の左肩に右手を。
「雑誌、ナターシャの編集者。霧島…凛久さん。」

その声にルーシー、
「ワ~~オ。ナターシャ~~。グッジョブ。カオルコトマユコノキジ~~。ワ~~ンダフォ~~。」

ダニエルも、
「イェ~~イ、センキュ~~。」
いきなり目の前の男性に握手を求めるダニエル。そしてニッコリと。

すると4人の後ろに回り、ルーシーも、
「ヘィ、シェークヘン。」
そしてルーシー、凛花と茉祐子の間に、ふたりの肩を抱き締めるような姿勢で…、
「フフ。」

迅、話を続ける。
「実はダニエル。ルーシー。霧島さん、ふたりに自分を、紹介してくださいって…、さっき、セールスプロモーション部で…。」

その声にダニエル、ニッコリと、
「OK。OK。コチラコソ~~。ルーシ~~。」

ルーシーも、
「ハイ。コチラコソ~~。ヨロシクデ~~ス。」

凛久、ふたりのその声に、恐縮しきりで、
「ありがとうございます。」

「で…、実は。…、話を進めると…、ダニエルの父親はドクター。そのドクターと知り合い…と言うのが、これも…、ドクターの宇治川の父親。」

凛久、
「あっ。そうだったんですか~~。」

「ダニエルには上に3人の兄がいて…、その内、2人は医師、1人は音楽プロデューサー。…で、ダニエルは…料理の道を…。…で、その料理の道で、ルーシーと出会った。そしてやがて、ルーシーと結婚して、ヒューストンで店を開いた。その店にダニエルの父親が、宇治川のおとうさんを連れて行って、それからだよね、宇治川との付き合いが始まったのが…。」

ダニエル、
「ザッツライ。」

凛久、
「へぇ~~。そうだったんですね~~。」

「なんだ…けど~~。」

迅の声に凛久、
「…ん…???」

「やがて…、ダニエルの父親…、心臓病で…。」
「えっ…???」

「それから…、数ヵ月経って、ダニエルが店を持っている地域。急に治安が悪くなったんだ…。」

凛久、その声に、
「へっ…???なんで…???」

「多分…、その地域の…お偉いさん…。ある種のギャングと通じていて…。」
「おっと…。」

「その地域には…いられなくなった。他の兄たちは、みんなバラバラ。店も…結構…、そのギャングたちの…縄張りになったような…。」

凛久、腕組みをして…。
「そんな時に、宇治川のおとうさんが、日本で店を開いてみないか…。って、誘って、今に至るって…訳。」

凛久、頷いて、
「へぇ~~。」

迅、
「実際、ふたりの作る料理…、日本でもしっかりとウケると、太鼓判押されたほどだったらしいから。」

ダニエル、その声にニッコリと。ルーシーも、
「センキュウ~ジン~~。」

迅、笑顔で、
「しかも…、ここで、外国人の夫婦が洋食のお店を開いている。かなりの知名度。なぁ~~。」

ダニエル、
「オカゲ…サマデ…。」

「そして、この場所で…。しかも、その後、この店に通い始めての茉祐子。おかあさんが成宮薫子と知って、ふたり共に、大ファンに…。」

凛久、
「な~~るほどね~~。」
すると凛久、
「あっ。じゃあ~~。成宮先生も…ここに…???」

ルーシー、
「ン~~~。タマニ…。ウン。センセイ…、イソガシイカラ…。」
そしてルーシー、茉祐子を後ろから抱き締めるように、
「デモ…、イッツモマユコ…ミセニキテクレルカラ、ソレダケデウン、OK。」

茉祐子、そんなルーシーを見ながら、
「ふふ。」

薫子と茉祐子~その愛~   vol.77.   迅、「ふたり共に、アメリカは、ヒューストン出身。」

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庄司紗千 つつじヶ丘の坂道で…。

※ご本人の承認の下、紹介させて頂いております。

 

 

 

 

 

 

 

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Source: THMIS mama “お洒落の小部屋