ドキドキ 薫子はパソコンの画面にて執筆中。
時々、既にスマホのカードからパソコンに画像保存した今日の六条家での画像を見ながら…。
こちらも、
「ん~~。麗奈ちゃん、かっわいい~~。いいよね~~。ママとパパに似て、綺麗になるぞ~~。」
そして、茉祐子と姫乃のツーショット。
「もしか…して…。この…ふたり…は…。茉祐子より…姫乃ちゃん…、年下…???」
そして、
「ぷっ。茉祐子~~。ま~~た、先、越されてる~~。…ふん。勇吾も…彼女、出来たってね~~。…どうする茉祐子~~。」
次の画像を見て、茂樹と凛久。
「それにしても、松本ディレクターの奥様…。なん~~とも、颯爽としてるよね~~。それに…、娘ちゃん、梨湖ちゃんだっけ~~。」
そこまで独り言を言いながら、突然、
「ぷっ。まぁ…、意味合いは…違うけど…。トンビが鷹を産む。…な~~んで、あの顔から、あんな可愛い子供が産まれるかな~~。絶対に、奥様のDNAだね、ありゃ。…なんだか…。もうふたりのお姉さんの顔…、見てみたい。かっかかかか。」
手まで叩いて笑う薫子。
「いやいや。失礼だ。うん。」

そして今度は、
「あれ…???私…、これって…、撮ったっけ…???」

凛久だけの画像である。

「あ~~。さては…。私がトイレに行っている内に、茉祐子~~。撮ったなぁ~~。霧島…さんか~~。うんうん。かっこいいじゃ~~ん。まっ、この中では…男性…一番若いしね~~。」
そして薫子も、
「へっ…???霧島…さんって…、今…、幾つ…???」
すると、
「へっ…???なんで…???…おぃおぃ…。」
何故か、続けて5枚が…凛久の画像。
「な~~にやってんの~~、茉祐子~~。」

いきなり画面上に全部の画像を…。
けれども、凛久がひとりで撮られている画像は、その5枚だけ。

「もぅ~~、茉祐子~~。」
けれども薫子、薄っすらと額に汗を…。
「ふぅ~~。5枚…か…。」
その時、何故か薫子、体全体で感じる、ビクン。
「やだ…。汗…掻いちゃったよ~~。ふぅ~~。」
そして薫子、ひとりで照れて、
「なんで私が…汗掻く…???」

すると、パソコンの画面、右下に、「メール受信。」
そして数秒後にはスマホにも、ライン。

「と~~。ヤバイ。仕上げなきゃ。」

どちらも編集者からのメール。薫子、それを開いて、
「はいはい。分かりました~~。大変ですね~~。谷口さ~~ん。こんな時間まで…。お仕事~~。」

谷口とは、薫子の原稿を著書として出版している出版社「美傾舎(びけいしゃ)」
薫子の担当編集者である。谷口愛弓(たにぐちあいみ)と言う。

パソコンからも、ラインにも薫子、
「今日中に、仕上げて送信します~~。」

メールを送信して僅かに1分足らず…。
またパソコンにメール受信。
「お疲れ様で~~す。メールありがとうございました~~。よろしくお願いします~~。」

薫子、
「アイアイサ~~。…さてと。」
パソコンの右下のデジタルは、「22:45」
「はいはい、もう少し、もう少し。」

アパートの一室。カタカタとキーボードを打つ音。
机の上のスマホに着電。スマホの画面を見て凛久、
「おや…。叔母貴。…こんな時間に…。」
スワイプして、スピーカーに。
「お疲れ様です。こんばんは~~。」

スマホから、
「あはっ、起きてたね~~。」
電話の相手は。鳳出版社社長の小暮美弥である。

凛久、
「まだ…11時前ですよ~~。」

「ふん。そうだけど~~。」

「でも…、どうしました…???この時間に…???」
キーボードを叩きながら凛久。

「あら。その音…っと、言う事は~~。仕事…してた…???」
「えっ。え~~。はい。」

「ねね、凛久~~。」
「はい…。」

「今度、食事しない…???」
「えへ…???…何…、いきなり…。社長自ら…、食事のお誘い…???」

「ふん。まぁ~~。なんて言うか~~。近況…、どうなってるかな~~って、思ってね。」

凛久、戸惑ったような顔で、
「えぇ~~???…近況って…???」

美弥、
「それとも…、社長の命令は~~ふふ~~ん。」

「はあ~~。かかかか。それって…、ある意味…、職権乱用に…???」

途端に美弥、
「なる訳ないでしょ。ばか。」

「いやいやいや。だって…、今、自分から、社長の命令って…。」
「おぃ。こらっ。」

凛久、溜息突いて、
「はいはい。」

薫子と茉祐子~その愛~   vol.70.   薫子はパソコンの画面にて執筆中。

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Source: THMIS mama “お洒落の小部屋