ドキドキ 薫子、
「ふん。ナターシャの8月号を見て、直接、霧島さんに電話くれたんだって。ここ、見学したいんだけど…紹介してくれませんかって。」

穂成美、
「ふ~~ん。」

そこにトイレから恵津子。

薫子、
「あ~~。事務局長~~。恵津子さ~~ん。」

恵津子、
「は~~い。ふん、どしたの~~???」

そこに、洗車終了の連絡に健匠、ドアから、
「教室の車、洗車、終わっちゃってま~~す。」

恵津子、薫子、
「あっ、ありがとう~~。」

穂成美は、そんな健匠の顔を一度は見て、そして、
「ふん。」
と、顔を後ろ向きに。

そんな穂成美を見て薫子、恵津子。そしてそのままドアの方に顔を向けて…。
健匠、いぶかしげな顔で、両手を広げて…、口を尖らせて…、後ろに振り向いて…。

薫子、恵津子、
「くっくくく。」

薫子から話を聞いて恵津子、
「ふ~~ん。永瀬絢美(ながせあやみ)…。」
首を傾げて、
「ちょっと…、私は…聞いたこと…ない名前…。」

薫子も、
「私も…、初めて聞く名前。」

恵津子、
「ほんと…???」

「ふん。」
「…けど…。良かったよね~~。ナターシャ、羽田さんに霧島さん…、出会えて。ふふ。」

その声に薫子、
「えぇ~~。」

恵津子、
「ねね、あの…羽田さんと霧島さんって、案外…素敵なカップルって…、感じ…しない…???」

その声に薫子、笑顔で顔を歪めるように、
「事務局長~~。…確か…、羽田さんは~~。お子さん…2人…いらっしゃるって…。聞いてますけど…。」

恵津子、思わずガックリして、
「あらららら。そうなの~~。…あっ、そしたらさぁ~あ。薫子先生~~。あなた…、霧島さん…なんて…。」

薫子、突然、
「はぁ~~~あ~~???…何言ってるんですか~~。こんな未亡人を~~~。」

そんな薫子の頭から足元まで上から下を見て恵津子、
「え~~~ぇ…???…いやいやいや。私は…そうは…思わないけど~~。」

薫子、
「いやいやいや、冗談はよしてください。もぅ~~。かかかか。」

恵津子、
「ふん~~ん…。」

健匠、廊下を歩いてきて、
「先生~~。」

薫子、
「あ~~。はい。」

「頼まれていた資料です。整理しておきました~~。」
「あ~~。ありがとう~~。あなた…、健匠君、穂成美ちゃんに…、もっと優しく~~。」

そんな薫子に健匠、
「へっ…???…いやいやいや。いつも通りですけど…。そんな…、別に…俺…。」

薫子、
「そぅ~~お…???…なら…いいんだけど…。」
そして、書類を掲げて、
「ありがとね。」

通りを歩きながら千晶、
「でもさ~~マユ~~。」

茉祐子、
「う~~ん…???」

「なんかさ…。羽田さん…。憧れるねぇ~~。あれで…、子供が2人だって…。凄いよ。」
「えへ~~???」

「う~~ん。だってさ~~。多分、本部長やチーフ。それに課長と…同じくらいの年代でしょ。」

「うん~~。」
茉祐子、顔を傾げながら…、
「かも~~だよね~~。」

「それなのに…、子供…2人。チーフ、まだ…子供…いないよね~~。」
「ライチ~~。何が言いたい~~???」

「ふふん。私ら…、素敵な仕事…してるなぁ~~って、思って。」

茉祐子、
「はぁ~~あ~~???」

千晶、茉祐子の左二の腕を右拳で突っついて、
「早く、彼氏…、作れっつぅの~~。」

「いやいやいや。…なんでその話になる。」
「だ~~って~~。気になるんだもん…。」

「えへ…???…何を…???」
「セールスプロモーション部、私と、マユ、そして来栖ちゃんと和歌葉。3人だけだよ、まだ結婚してないの…。他、み~~んな結婚してるし…。…まっ、私は彼氏…いるんだけど~~。」

茉祐子、
「お~~い。」

「はっきり言って、来栖ちゃんや和歌葉から、マユ、負けて欲しくないの。」

その声に茉祐子、
「なんなのよ~~ライチ~~。そういうこと~~。もぅ~~。」
「だ~~ってさ~~。マジで、恋人募集って風の人より、ナチュラルに出会いが~~。なんて言うの、素敵じゃない~~。」

「…って、言うか、そういう人…、まだ私の前に、現れてないんだけど…。」

薫子と茉祐子~その愛~   vol.47.   「健匠君、穂成美ちゃんに…、もっと優しく~~。」

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Source: THMIS mama “お洒落の小部屋