ドキドキ その3日後。

薫子、玄関で、
「いらっしゃ~~い。かかかか。麗奈ちゃ~~ん、バァ~~。ははは、か~~わいい~~。」

成宮家に訪れたのは一颯、そして妻の美珊と生後3か月の麗奈である。

恭弥も玄関で、
「お久しぶりです。」

一颯、
「おぅ~~。恭弥く~~ん。うんうん。元気で何より。」

美珊も、
「こんにちは~~。久しぶり~~。」

恭弥も、
「お会いできて、何よりです。」

薫子、
「ささ、どうぞ~~。茉祐子ちゃんも、今日は早く帰ってくるって。」
そして、
「かかか。いらっしゃい、姫乃ちゃん。」

姫乃、そんな薫子に、
「無理にお願いして私も来ちゃいました。かかか。」

薫子、
「うんうん。お待ちしておりました~~。」

リビングに…。

一颯、
「なかなかね~~。予定が合わなくって…。ようやく…。」

恭弥が次の仕事に旅立つ前に、なんとか家族で会いたいということで実現したのだった。

「姫乃ちゃんは恭弥には…。」
薫子。

姫乃、
「はい。初めてお会いします。」
恭弥に向かって姫乃、
「初めまして、六条プロデューサーの下、仕事をさせてもらっているADの白鳥姫乃と申します。」
恭弥に名刺を渡して。

恭弥も、
「こんにちは、初めまして。芥川恭弥と言います。」

姫乃、ニコニコ顔で、
「ありがとうございます。想像以上、ワイルド~~。」

一颯、
「かかかか。けど、惚れんなよ~~。日本には…年に2度くらいしか…いないから。」

その声に姫乃、ぷ~たれた顔で、
「もぅ~~。分かってますよ~~。」

美珊、
「はは。麗奈~~。恭弥さん、かっこいいでしょう~~。」

姫乃、
「…でも、やっぱり…麗奈ちゃん、かっわいい~~。」

薫子、キッチンで、
「はいはい。そろそろ料理…できますから~~。」

美珊、
「あっ、薫子先生…、私…手伝います。」

薫子、
「あ~~。いい、いい。大丈夫、麗奈ちゃん。」

一颯、
「あっ、ママ、いいよ、僕が見てるから。」

そんな夫に美珊、にっこり。

薫子、
「おやおや。優しい旦那様で…。」

そこに姫乃、
「あっ、奥様…、いいです、いいです。私…手伝いますから。」

一颯、
「おっ、姫乃君、さすが。」

すぐに立ち上がってキッチンに向かう姫乃。

一颯、
「まっ、成宮ちゃんには、姫乃君、慣れてるからな~~。」

姫乃、
「もちろんです。」

薫子、
「かかかか。確かに。うん。じゃ、お願い。」

「は~~い。」

そして…、料理を待ちながら、男子ふたりは…、ビールで、
「乾杯」

一颯、
「ん~~。旨い。」

恭弥、
「ですね~~。」

美珊、
「あっ、パパ。あれ…。」

一颯、
「あっと。おぅおぅ、そうだ…。」
そしてバッグの中から…。
「ほぃ、手土産のワイン。」

恭弥、
「わお。凄~~い。ウニコですね~~。」

一颯、
「おっと、さすがに知ってるね~~。」

「…って言うか…、僕も知っているのは、スペインを代表する高級ラインって事…くらいですけど…。まだ…飲んだ事は…ないんですけど…。かかかか。」

姫乃、テーブルに前菜を…。

美珊、
「わ~~お。美味しそう~~。さっすが~~、薫子先生…。」

そして廊下をドタドタと。

美珊、
「うん…???」

恭弥、
「おぅ…???」

リビングに茉祐子、
「ただいま、帰りました~~。」

一颯、
「おぅ、おかえり~~。いただいているよ~~。」

茉祐子、にっこりと、
「いらっしゃ~~い。六条さん、お久振り~~。」
そしてすぐに麗奈を見て、
「美珊さん、こんにちは~~。お久しぶりで~~す、麗奈ちゃ~~ん、かっわいい~~。」

美珊、
「おかえり、茉祐子ちゃん。」

そしてキッチンを見て茉祐子、
「ただいま~~。」

薫子、
「うん。おかえり~~。」

そして姫乃、茉祐子を見て、にっこりと、
「お久しぶりで~~す。」

茉祐子、
「わぁ~~。姫乃さ~~ん。うん。いらっしゃ~~い。うんうんうん。凄いひさしぶりですよね~~。」

恭弥、
「茉祐子ちゃん、一颯さんから…。」
ワインを茉祐子に掲げて…。

茉祐子、
「わ~~お、さっすが~~。」

薫子と茉祐子~その愛~   vol.38.   薫子、玄関で、「いらっしゃ~~い。」

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Source: THMIS mama “お洒落の小部屋