ドキドキ 「凄いよね~~、恭哉さん。こういうのが撮れるんだから~~。さすがはプロだわ~~。」
茉祐子。

「今じゃ、あちらこちらのグラビア雑誌と契約してるから…。そういう意味では…凄いよね~~。まさしく、ワイルド。それに、撮る素材なんて…、無限って感じ、あるもんね~。一体、どんな感性しているのやら…。」
腕を組みながら顔を左右に傾げての薫子。

「そう言いながらおかあさん。本当の弟みたいに恭哉さん、可愛がっているもんね~~。」
茉祐子。

その声に薫子、
「そりゃそうでしょ。小学生の頃から一緒に生活している訳だから~~。」
そして一拍置いて、
「…って言うか、茉祐子ちゃんこそ、恭哉が日本に帰ってきたら、もぅ~~。べったり~~。」

「だ~~って、仕方ないでしょ、かっこよすぎるんだも~~ん。海外飛び回ってて~~。」
「はいはいはいはい。まっ、とにかく、合コン…、行ってらっしゃ~~い。」

その声に茉祐子、また、身体をヘナヘナとさせて、
「あ~~ん…、また…それ…。んもぅ~~。」

そして合コン当日。
約束の場所に時間ピッタリに文歌と和歌葉、茉祐子と他別会社のふたりの女性。

和歌葉、
「…って、何…???…女性が先に来て、男性…まだ…。うっそ。」

文歌、
「あっれ~~???…7時半って、念押しといたんだけど…。まだって…。」

文歌たちが席に着いてから、凡そ10分経って…。和歌葉、
「もぅ~~。なんで私たちが待たされる訳~~。…ったく、最低~~。どうせ…、たいした…。」
右手で髪を梳くように…。

その時、
「お待たせ…しました。」
ひとりの男性が…。

その姿を見た途端に和歌葉、
「わっ!!!」
そして隣の文歌に、囁くかのように、
「前言取り消し。」
そして頭の中で、
「…か~~っこい~~~。」
そして和歌葉、文歌の左二の腕を右肘でトンと。
「なになに、やるじゃんよ~~。」

次々と揃い、席に就く男性。その誰もかれもが中々のイケメン揃い。

茉祐子始め、その他のふたりの女性も、
「うそ。」

別会社のふたり…。
「私たち…???」
その女性と見つめ合い、
「だい…じょうぶ…、かな…???…あ…はははは。」

和歌葉、
「いいかも~~。ふふふ。」
と、にっこり。

そして文歌は、頭の中で、
「…ふふん。どんなもんだい。」
すこし顔を低くして…。

茉祐子、目をパチクリさせながら…、
「…な…、なんか…緊張してきた~~。」

そして…、3時間後…。

茉祐子、玄関のドアを開けて、
「ただいま~~。ふぅ~~。」
そしてリビングに…。

ソファでコーヒーを飲んでいた薫子。
「はい。おかえり~~。ふふ、どうだった…、合コン。」

茉祐子、口を尖らせて、
「ふん。まぁ…ねぇ。」

「あら。意外と…タンパク…。」

茉祐子、そのまま冷蔵庫から缶ビールを…。
「な~~んだかな~~。」

薫子、缶ビールの栓を開けて、一口の茉祐子を見ながら、
「えへぇ~~???」

茉祐子、薫子の前のソファに座りながら、
「まぁ…、ああいうことも…あるんだろうね~~。」

薫子、頭を傾げて、
「…???」

3時間前…。

文歌、乾杯した後に、
「じゃあ…、自己…紹介…しちゃおうか…。」
そして自分に指差して、
「錦野文歌(にしきのふみか)と言います。化粧品会社エクレール。経理課で働いています。」

そして文歌に沿ってそれぞれ、自己紹介。

次に男性。文歌の向かい席の男性。一礼をして、
「初めまして、葛城祐樹(かつらぎゆうき)と言います。IT関係の仕事をしてます。」
また一礼をして…。

すると隣の男性、
「こいつ…、今や急成長のIT企業インタックスの社長~~。」

いきなり文歌と和歌葉、そして茉祐子が目を真ん丸く…。

別会社のふたり、
「IT企業インタックスの社長~~。凄~~。」

すると葛城と言う男性、隣の男子に、
「余計な事、言うなよ。」

「そして私…ですが…。」
葛城の隣の男性、
「塩野優年(しおのまさとし)と言います。」

「彼は…、シオノクリニックの脳神経外科医。」
葛城が今度は隣の男性に右手を指して。

塩野、
「お見知りおきのほどを…。そして…。」
右隣の男性に手を…。

薫子と茉祐子~その愛~   vol.11.   「…女性が先に来て、男性…まだ…。うっそ。」

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庄司紗千 つつじヶ丘の坂道で…。

※ご本人の承認の下、紹介させて頂いております。

 

 

 

 

 

 

 

Source: THMIS mama “お洒落の小部屋