夫は長らく特別学級の担任であったのと、大学院で自閉の勉強をしていた事もあり、夫に「9歳児は例えば自分のクラスメイトの誰が特別援助の要る児童か否か理解していると思う?」と聞いた。
夫は「言葉で上手く説明は出来ないかも知れないけど、ちゃんと分かっている」と言った。

S君は付属幼稚園の時からの同級生である。
息子の幼稚園は15人しか児童がおらず、その15人がそのまま小学校に上がった。残りの17人は他所の幼稚園から来ており、今もそうであるがS君は幼稚園が同じだった男の子だけの名を呼び一緒に遊ぶ。
幼稚園の時は常に1人で離れた場所で遊んでいて、幼稚園内で飲食する事も絶対に無く、夏場は先生が脱水状態になる事を懸念して、よくS君の祖父に話しをしているのを見かけた。
それでも学校が始まった頃から毎朝うちの息子の名を呼んでくれていたから、私はS君を傷付ける事はして欲しくないと思う気持ちが強い。

夫に私は「あの時、私はS君の祖父に声をかけるべきだったか?」と聞いたが、私が取った行動で良かったと言った。
発達障害の児童の保護者によっては、いままでずっと1人でしか遊べなかった事を辛く思っていて、最近になってお友達同士で遊べるようになった事を喜ばしい成長だと捉えている、それが多少強めの遊びであってもあえて制止せず、行き過ぎた時だけ制止しようと、その保護者なりの線を引いている場合があるから、他人が「おたくの息子さんイジメられていますよ」とか「ちゃんと自分のお孫さんを見て下さい」などと言うのではなく、あくまで今回はその場にいた我が息子だけ輪から外し、たとえS君本人と友達がそれを「遊び」としても、息子には君のお父さんんとお母さんはそうは思っていない事、だから君にはそれを誰にもしてはいけないと教えなければいけない事、であるから今後は絶対に誰に対してもやってはいけない事、もしも友達がそれを再び始めた場合には「これはやってはいけない」と伝える事、それでも止めないようならすぐに輪から外れ先生か校庭監視員を呼びに行く事にして欲しいという事を伝えたと夫から聞いた。
我が子を見ていない親ほど我が子の事で注意されると激怒する。
あくまで今回は自分の息子にのみ「あれは遊びではないから、2度とあのような行為はしない事、例えそれを見ていただけとしても」と徹底理解させる必要がある事でとどめた。

私は息子に「S君はされて嫌な事をされた時、どう言う?」と聞いてみた。
息子は「泣くか立ち上がる」と言った。
また「身体を見られると泣くから、絶対にS君が着替える時はS君を見ないようにしないといけないって幼稚園の時の先生が言っていたから、今も体育の時はクラスメイトにそう伝えてるけど、幼稚園が一緒じゃなかった子達はS君が着替えている時にわざと見て冷やかす事がある」と言った。
なるほど、夫が言うように、やはり特に幼稚園が一緒だった児童はS君が特援助や配慮が時に必要なお友達である事は理解しているのだと分かる。

火曜日から再び学校が始まる。
またお迎えの際に私は息子を注視し、その都度対応していこうと思う。
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Source: イギリス毒舌日記