先日、夫が自宅で「ZOOM」によるオンライン研修を受けるため、部屋にこもって講義を受けていた。
時々iPadをキッチン台に移動してエスプレッソが出来るのを待つ夫、その聞こえて来る講義内容から自閉症に関するものだという事が分かる。
抗議は4時間ほどであった。
翌日も同じく4時間ほどで、子供達が心と体で感じる安全性についての講義であった。

その講義をしていた女性の見た目があまりにインパクトが強かったので、私は夫に後で「あの人、教育関係やのに髪の色が空色やねんな」と聞いた。
さすが英国、髪の色と仕事能力は別で考えられるからエエ。

夫から、「あの人凄い強いねんで」と聞いた。
空手は黒帯の有段者で、元々は女子刑務所の所長まで勤めた人らしい。
その後、教育現場における子供の心と体の安全に関わる部署で働き今に至る。
この方が推奨しているのは、学校において「自己防衛を目的とする武術の習得の義務化」である。
これはこの方が刑務所で知った彼女達の生い立ちや経験なども含まれているのだと、以前あった研修で自身が話されていたのだという。
学校や家庭内における性を含む暴力、また外で受ける性を含む被害や暴力に遭遇した際であっても、その術を身につけているのといないのとでは、その場から逃げられるチャンスがあるかもしれないという考えから来ており、もう何年も学校における体育とは別の教科として、空手などの護身術習得が必要と訴えている。

私は大きく頷いた。
かつて日本も学校で空手を教えていた時代があったように、今この歳になり母親になり、そして少なからず怖い思いをした事がある身としては、護身術の習得は義務教育内で限界はあれど、身に着けて損のない技能であると思う。
夫がまだ空手を習い始める前、この方の研修で「危険人物から子供を守る」という研修があった。
参加者の教員の中から夫が使命され、「私を殺すつもりでかかってきなさい」と言われ、突進して行ったら思い切り倒され一撃を受けた事があった。
60代を過ぎていても、めちゃめちゃ強いと言ったのはこの事があったからである。
うちの子供も週1がヒップホップで、週1がヨガ、たまに娘はネットボールを体育でやっているが、ダンスよりも護身術やと私もそう思う。
人気ブログランキングへ
Source: イギリス毒舌日記