ドキドキ 瀧澤、
「打撲…だって…???」

その声に、
「えぇ…。看護婦さんが、入院はする必要は…ないって…。」

「うん。」

そして大きくため息を突いて瀧澤。
「しっかし…、びっくりした~~。」

千尋、
「部長…、何がどう…???」

その声に瀧澤、口を尖らせている翔の頭を左手指先で突いて、にっこりと、
「こいつめ~~。ふふ。」

翔、すかさず頭を掻いて、
「すんません。」
瀧澤にペコリと…。

千尋に瀧澤、
「実はね。」

廊下を歩きながら…。

病院のエントランス、千尋、
「はは、翔君、や~~るじゃん…。…けど、部長…。」

瀧澤、
「えぇ…、これから…警察。あの時は、翔に、おばあちゃんもいたから…、警察より、救急車。」

その話に千尋、
「あ。でも…、おばあちゃん、救急車に乗せて、それから私も救急車追い駆けた時、パトカー、サイレン鳴らして…。」

瀧澤、
「誰かが、連絡…してくれたのね~~。でも…。」

病院の駐車場。

翔、
「凄ぇ~~。かっこいい~。」

千尋、
「ふふん。乗ってみる…???」
翔に…。

翔、右手を懸命に振って、
「いやいやいや。とんでもない…。」

その声に、
「似合うと思うけどな~~。翔君、身長もあるし…。」

翔、
「いやいやいや。二輪車なんて…、乗った事ないし…。」

瀧澤、
「かかかか。」

千尋、二輪車に跨り、フルフェースを被って…。

翔、
「ふぇ~~。凄ぇや。」
その時、
「へっ…???」
瀧澤を見て、
「紀本主任…、これで…会社に…???」

瀧澤、ニッコリと、そして首を傾げて…。

千尋、シールドを上に…、
「うん。天気の良い日はね~~。今日は、旦那もモーターバイクだし…。」

その声に翔、
「へっ…???」
瀧澤を見て…。

瀧澤、唇を尖らせて、目を真ん丸く。

翔、
「旦那さんもバイクって…???」

千尋、
「ふん。私と旦那の出会いは…、このバイク。」

瀧澤、
「わお。」

翔、
「バイクが…出会いって…。」

千尋、
「ウチの旦那、元…レーサー。」

その声に瀧澤、翔、顔を合わせて、ポカーンと。

翔、
「凄…過ぎ。」

瀧澤も、
「ねぇ~~。」

千尋、
「じゃ…、私…、会社。」

瀧澤、
「うん。ありがと。」

翔、お辞儀をして、
「ありがとうございました。」

千尋、エンジンを掛けて。

翔、
「凄ぇ…。」

千尋、ふたりに右手を振り…。瀧澤、翔も右手を…。

翔、
「か~~っこいい~~。」

瀧澤、
「かかかか。翔、惚れたか…。」

「いやいやいや。部長も好きですけど、紀本主任、凄ぇや。」
「あらあらあら。申し訳ないけど、私も…旦那…いるんだけど…。」

その声に翔、いきなり赤くなって…、
「あっ。はぁ…。はははは。」
その時、
「あっ。部長…、あの…おばあちゃん…???」

瀧澤、
「うん。今頃、検査…受けてると思うよ。先生…言ってたから…。…多分…、大丈夫かと…。倒れてから、ヒョイと起き上がってたから…。かかかか。」

翔、
「へっ…???そうだったんですか…???」

「うん。あいたたたたたって…。かっわいいおばあちゃん。ふふ。私…、これから警察行って、それから会社行くから。…あんたは…。」

瀧澤に翔、
「俺…、このまま、会社、向かいます。」

「うん。分かった。そのあとは、自分で決めていいよ。あんたの体…。」
「はい。分かりました。」

「あっ、それからナッちゃんに…連絡してあげて。庸ちゃんに電話したとき、スピーカーにしてたから…。」

翔、
「えっ…???」

瀧澤、ニッコリ笑って、
「それだけ…、心配してるって事、翔の事~~。」

翔、いきなり赤くなって、
「はい。」

バイクで走行中、千尋、
「ふぅ~~。なんとも…。…けど、翔、あれで…、大丈夫かな…、仕事…。」

瀧澤と翔、タクシーに乗って…。

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Source: THMIS mama “お洒落の小部屋