仕事に戻った夫であるが、死亡届が発行されたので、これを持って銀行や役所、年金関係の電話を入れねばならない上、葬儀の準備をしながら学校のオンライン授業と特別学級の子供達のレッスンも勧めねばならず、睡眠時間があまり取れていない状態のまま、今週末にやっと葬儀を取り行える事になった。
義母を遠目でも見送りたい方々から「葬儀に行きたい」という連絡が後を絶たないが、牧師さんから「来てもらえない代わりに花を葬儀場に送ってもらって下さい」という許しが出た為、その連絡をするのは私の役目になっている。

それでも義母にお世話になったからと、6時間かけて車で駆けつけて下さる方がいて、その方だけは血縁関係には無いが来て頂く事になった。
申し訳ないのは、何時間もかけて来て頂いても、家の中に入ってお茶1つ出せないのがロックダウンなのかと思うと、本当に申し訳ない気持ちになる。
こういう時、昔の家のようにトイレが家の外にあったならと思う。
あくまで2メートル間隔で義母を見送り、ハグや握手も当然無く、遠目にサヨナラして去るというルールがコロナ下のルールである。

葬儀の花の色までヤイヤイ言うてきた義母の長男であるが、葬儀の2日前から別居中の嫁と我が子2人を連れて泊り掛けで葬儀に来るという。
車で1時間で来れる距離なら日帰りで来いと思うが、わざわざ2泊3日で来るという事は、2泊中に物色し、家の中の持って帰りたいモンを乗せて帰りたいのではないかと思う。

どうせ散々寝泊まりして汚し、シーツもそのまま、トイレも掃除せずにそのまま帰るのであろうが、私は夫に「悪いが兄夫婦には、使ったシーツとタオル類は洗濯機に入れ、それを乾燥機にかけといて欲しい。それと風呂トイレは漂白剤を使ってちゃんと掃除してから帰れと言うてくれ。そうでないとコロナ下において、それをする私かアンタがリスクを被る事はない」と言うておいた。

今回夫婦で話合い、義母の家の掃除は売却前にプロにお任せし、そのお金は相続分配前の義母のお金から出す事に決めた。
「何で俺らだけがやらなアカンねん」という夫に「ダスキン(そんなんあるんか知らんけど)さんみたいなトコにお願いしよや」と提案。
義母の衣類はチャリティに出すとして、家具類をどうするかは決めていない。

というのも、3年ほど前から私はこの家を引っ越ししたいと思って来たが、義母が近くにいる以上、その世話もあるし、義母がそれを不安がった。
「引っ越すなんて聞いていない。だったら、ここに越して来なかった」と激怒した事があり、義母が亡くなるまで私達はこの家を越す事すら出来ないと諦めて来たのである。
しかし今回、それが実現するのであれば、その家具も持って行けるかもしれない。
義父が生きていた時から使っていた家具は、出来るだけ処分したくないのが恐らく夫の本音ではないかと思うから、出来るだけ残す方向で考えたいと思っている。

ロックダウ中であるから葬儀後のパーティも無いし、今後は土日に義母の家の整理を少しずつ始めるのが次の課題である。
義母の家を売却したら、やっと自分達の今後の住処を探せる事と思う。
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Source: イギリス毒舌日記