義母が亡くなった日、義母の長男の嫁(今2人は別居中)と豪州に住む次男の嫁が自身のフェイスブックに、どこからか見つけて来たポエムを掲載。
長男の嫁は「最愛なる人であり、美し過ぎる母であり、永遠の親友だった義母」と題し、満面の笑みを浮かべた自分と引きつった顔で写る義母が2ショットで写っている結婚したばかりの頃に撮影した写真を数枚掲載。
次男の嫁は「私の心の森は深い闇に包まれている。歩いても歩いても光は無く、無限に暗闇から抜けられそうにない傷を負った私は蝶。羽を全てもぎ取られた蝶である」と自分で考えたわけでも無いネットで探して来たポエムを掲載。
友人らからは「あなたは何て可哀想なの」とコメントが寄せられていた。

母の日に電話1つかけても来なかった、義母の誕生日にもクリスマスにもプレゼント1つ送って来なかった2人の豪州人嫁を、義母は吐き気がするほど嫌っていた。
義母が亡くなり羽をもぎ取られた思いならば、義母が退院してきた日にでも電話できたはずである。
2人の嫁が義母に電話したのは、一昨年のクリスマスが最後である。

何とでも書ける。
何もして来なかった人間は、達成感から来る虚無感に打ちひしがれない分、ネット検索して友達を感動させるポエムを検索する余裕も見せ場も作るのであろう。
こんな身内にさえも、義母が持っていた貴金属を平等に分けねばならない。
思い出も無いから悲しみも無い。
何もやって来なかったから、送り出した誇りも無い。
そんな2人も同じ「嫁」である。

羽をもぎ取られた蝶は、義母が亡くなった同日、自分の長男にとって2人目となる子供が生まれた。
生んだ母親はヤク中、生まれて4日後に養子縁組に出される事も決定している。
それなのに、「祖母になる喜び」と書いたポエムを添えて孫の写真をフェイスブックに絶賛掲載中。
4日後には血の繋がらない愛情と常識のある家族に引き取られて行く孫を哀れに思わないものかと思う。

義母も嫁からの心あるポエムを見て、中指を立てている事であろう。
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Source: イギリス毒舌日記