ドキドキ 翔と葉月の前の電話から内線。
「はい。商品企画開発、神田です。」
そして、
「あ~~はい。お疲れ様です。代わりますね。」

葉月、翔に、
「はい。か・せ・さん。」
何故かしら、ハッキリと。

翔、
「…ん…???あぁ…。」
受話器を受け取って、
「もしもし、お疲れ様です。」

受話器の向こう、
「お疲れ様です。課長から聞きました。ありがとうございます。アレフーズ東京。」

翔、
「お。おぅ~~。」

「ごめんね…。ユッコが抜けてて、忙しいのに…、この仕事…。」
「ん…。ん…。まぁ…。」

「それで…、翔、申し訳ないんだけど…。今後の…翔のスケジュール、連絡…くれるかな…???…翔の動き、分かんないと…。調整しながら…、動きたいから…。」
「お、おぅ~~。」

「それにしても…、アレフーズ東京…助っ人に…、翔をね~~。」
瀧澤。
「なんとも…想定外…。」

「ここだけの話ですけど…、加瀬の方が…尾田ちゃんとは…。」
瀧澤の机の傍で立ちながら内海。

瀧澤、
「ぷっ。まぁね~~。確かに、伸永とじゃ…、慣れてないと…なんとも…。」

「まっ、けど…、尾田ちゃん、この頃は…。…意外性も…あったりして…。」
「ん~~。なんとかね~~。…けど…。私も全く分かんない。伸永のあの体に…、どっから…来るんだろ…、あの強さ…。」

その声に内海、
「ん~~。」
腕組みをして、
「さ…あ…???」

「…と言う事は…、庸ちゃん、あなたも、こてんぱんに…。かかかか。」

いきなり内海、両手をひらひらと、
「いやいやいや。勘弁してくださいよ。冗談じゃない、冗談じゃない。」

「それと、もうひとつ。」
「ん~~???」

「翡翠堂…、おじいちゃん。合気道…五段は…、知らなかった~~。今の店主はね~~。」
「蓬田…徳美…???」

「ふん。ほら…、あのパーティで…。」
「あのパーティ…???…どの…???」

そんな内海に、瀧澤、
「もぅ~~。庸ちゃ~~ん…???」

内海、
「かかかか。はいはい。覚えてますよ~~。旦那さまに…一目惚れ~~。…の、あの…パーティ。」

瀧澤、
「恥ずかしいから…、誰にも、絶対に、内緒…だからね~~。」

「いやいやいや。恥ずかしいというより、かっこ良かったですけどね~~。蔵之介なんて、こんな人…奥さんだったら、俺…、憧れますね~~。な~~んて…。」
「な~~に言ってんの~~。あんな綺麗な奥さん。それに…可愛い子供が2人~~。」

「いやいやいや。大丈夫です~~。お馨さんにも…、必ず~~。」
「はいはい。必ず~~。ねぇ~~。とにかく、翔には、頑張ってもらうしか…ない。翔のフォローは…、庸ちゃん、お願い。私もそのつもりだけど…。」

「心得ております。」
「さて。私は帰るけど…、庸ちゃん…???」

「あっ、と~~。私は…もうちょっと…。」
「ふん。じゃ、お疲れ~~。」

「お疲れ様…です。」

そして、2日後。

翔、
「ここか~~。うん。確かにでかい。」

優里亜、
「…でっしょう~~。」
そして、
「翔~~。あらためて、ありがとうね。」

そんな優里亜に翔、
「な~~に言ってんだか。仕事だろ、仕事。」

「うん。」

そして…。お互い同士が向かい合ったアレフーズ東京の、
「フーズ・デベロップメント事業部」の会議室。

「初めまして。アレフーズ東京、フーズ・デベロップメント事業部、加賀美伊織と申します。」
伊織。

そして隣に座っている亮平、
「同じく、アレフーズ東京、フーズ・デベロップメント事業部…、大吾と申します。」

名刺を受け取り翔、
「クック・ル・ポット、商品企画開発、幸村翔です。よろしくお願いします。」

「名刺…頂戴いたします。ありがとうございます。」
伊織、翔の名刺を受け取り、優里亜にニッコリと、顔を傾けて…。

優里亜、そんな伊織に、こちらも顔を傾けて…。

伊織、
「なんだか…営業に欲しい感じの方ね…。」

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

《PR》
庄司紗千 花笠音頭

※ご本人の承認の下、紹介させて戴いております。

 

 

 

 

 

 

Source: THMIS mama “お洒落の小部屋