「もしかして日本に戻られていますか?」という謎のメッセージが来た。
へ?どういう意味やろう・・・
よくよく読むと、どうやらクリスマス前にイギリス在住の関空に着いた40代女性とその子供(10歳以下)がイギリスで爆発的に感染者と死者数を増やしている変異型コロナウィルスを日本に持ち込んだというニュースであるという事が判明。
それを私では無いか?と思った方が聞いて来られたのだと想定する。

ちゃいますよ・・私やありまへん。
少なくとも、私を含むカーライル近郊に住む数少ない日本人の友人達は3月以降に親を亡くしても帰っていない。
圧倒的な感染者数と死者数を叩き出しているイギリスから、例え親の葬儀であっても今自分が帰るべきでは無い事ぐらい誰もが分かっている事で、みな異国の地から親の葬儀にも参列できない場所に嫁いだ事を悔いと親不孝である我が身を心に念じ見送っているのが現状である。

来年もまだ現状維持であろうと想像する。
ウィルスが変異し続け、来年中も恐らく日本に帰る機会など訪れないと思う。
少なくとも40代の私は、自分の親が70、80代に突入し、そんな高齢者に会いに帰って良いわけがない位の常識は持ち合わせているつもりである。

イギリスに嫁に来て以来、一度も日本の正月を味わっていない私にとって、今帰れるならこんな夢のような事はない。
しかし、友人らが涙ながらに懺悔の気持ちを持ちながら、親の訃報を真摯に受け止め、ただ静かに喪に伏せる姿を見た時、明日自分にもそれが起こるかもしれないと覚悟を決める。

子供を連れてイギリスから関空に降り立った人の事情があるのであろう。
ただ、私ではございません。
私はその頃、夫が看護師から義母の汚れたパンツと服を預かり、二重の袋に入れて持ち帰り、それを私が使い捨てゴム手袋で義母宅の洗濯機に放り込んで40度2時間半洗いを施したのちに高温で乾燥機をかけ、入れてきた袋とゴム手袋は消毒をしてゴミ箱に捨て、それらを畳んで再び夫が病院に持って行くという作業を日々繰りかえしている。
ココから脱出できるモンなら願っても無い事である。
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Source: イギリス毒舌日記