さて陽性反応が出た義母は未だ隔離されたまま。
担当医から義母に説明があり、「緊急でバイパス手術を必要とするが、もうあなたは陽性であるしカテーテルで行きましょう」と言われたと義母から連絡があった。
夫も私も疑問であった。
10年前に受けたカテーテルの手術ではアカンという事で今回は緊急にバイパス手術を必要と判断されたのに、何で陽性反応が出たからカテーテルに代用されるのか。

夫は「母の体力面やコンディションから変更と言う事ですか?」と看護師に聞いたが、当然ながら看護師は「医師の判断」としか言えない。
そこで担当医からの電話説明を求めた。
義母は今まで全ての事を亡き夫に決めてもらい生きて来た人で、これまで何の決定も自分でして来た事がないから、手術方法の説明1つ聞こうとはせず、こういう事は夫亡き今、全て息子に丸投げする。

しかしながら電話がかかって来たのは担当医ではなく、その下についておられるジュニアドクターというランクの医師である。
この人に同じ質問をしてみたが、まずカルテを見ていないから「10年前にカテーテルで・・」と言うと、ジュニアドクターは「いや、お母さんはカテーテル受けてませんよ」と言う。
夫は「いやいや・・・受けてます。カルテ見てますか?」と反論。
電話越しにページをめくる音と共に3分待たされ「でしたね・・・やってますね・・カテーテル・・ああ・・ステント入ってますね・・・」と言った。

そこで改めて「で、何で先週の時点ではバイパス手術しかないと言っていたのが、陽性が出たからカテーテルになるんですか?その説明が無いので・・」と聞くと「僕には分かりません。担当医じゃないので」と言う。
イヤイヤイヤ・・・ほな何で電話してきたんな?

夫は「あなたに文句を言う気は毛頭ありません。ただ、理由を聞きたい、それだけなんです。陽性である以上、どちらにせよ今は手術は受けられない。なのに隔離後、カテーテルになるのは体力的問題や術後のリカバリーが長期である事、術後に服用する薬の事などからですか?それが聞きたいだけなんです」と言うも、「決定したのは僕ではないし」というばかり。
結局、上司である医師から直接夫の携帯に連絡をもらえるようにお願いしただけになった。

義母の親友がマンチェスター大学病院のオペ室主任をやっていた事もあり、その人に今回の見解を求めたが、「バイパスでないとアカンと2日前まで言うてたからこそ、1週間も待たされたわけで、その待たされている間に院内感染させられた。で、陽性反応が出たからもうバイパスでせんと、こっちでエエんちゃう?う?効果はそない変わらんし・・・となるのはオカシイ」とし、担当医に聞くべき質問を看護師の面からも、またその方のご主人で同病院の外科医だった方からも教えてもらえた。
これを聞いて、もしこういう答えが返って来たなら納得できるという例を挙げてくれた。

「医療従事者の私が言うのも何であるが、インド人医師は時に楽観的診断をする事が私の経験上多々ある。実際に私が現役だった頃もそうだった。これはうちの夫も同意見であるから、そこはちゃんと説明を聞いて、どうしても納得いかんかったらまた電話して。うちから医師に電話する」と言った。

大ごとにする気はない。
こんな状況で預かってくれている病院に感謝しかない。
ただ、何故に手術方法が変更になり、「カテーテルやったら都会の病院に行かずともカーライルでやれる」と医師が言うのなら、何故に運ばれた時にそうしなかったのか、あれほどバイパスに拘った医師の気持ちの変化の理由が聞きたい、ただそれだけである。

義母の事で意識が義母にがんじがらめになり、正直リラックスが全く出来ない。
早く解放されたい。
ただそれだけである。
人気ブログランキングへ
Source: イギリス毒舌日記