さて「あと1時間ほどで移送します」と看護師から夫の携帯に連絡が入り、長期入院の為の着替えなどを小さなキャリーケースに詰め込み病院へと持って行った。
その後再び看護師から連絡があり、「向こうの病院に行く直前に行ったPCR検査で陽性反応が出ました。このまま隔離しますので、向こうの病院には行けません」と伝えられた。

義母を検査した医師は24日までにバイパス手術を受けなければならないと言ったが、陽性である以上、最低2週間は隔離され、再び検査を受けて陰性なら移送後に手術の運びとなる。
看護師からは「幸いにも無症状で、高熱も咳も出ていません。これならば白血病を持っているお母さんでも体力が落ちにくいと思うので、そのまま手術を受けられると思うんだけどね」と言われた。

とは言え、今は無症状であっても、今夜明日にはどう変わるか分からない。
本人は1日も早く手術を受けたいと考えているはずであるからこそ、今回の院内感染には愕然としていると思う。
義母は恐怖に怯えていると思う。
陽性患者の義母の言葉にもちゃんと耳を傾けてくれていると思うと、このリスクの高い状況の中で、関わる全ての医師と看護師さん達に申し訳ない気持ちと感謝を何度伝え、どれほどの差し入れを持って行っても足りない気持ちである。

今回、偶然にも義母を担当してくれている看護師さんの息子が、去年までうちの夫のクラスの児童であった事もあり、「ああ!先生のお母さんやったん?大丈夫、ちゃんと寂しくないようにしてあげるから」と言って下さった。
それもあって、義母には声がけをしてくれているようであり、心から感謝するばかりである。

義母は来なかったが、電話で義母を励ましながらのクリスマスとなり、今ある健康に感謝する日として、子供達には義母の現状を伝えた。
今出来る事は励まし続ける事、これが役目である。
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Source: イギリス毒舌日記