先週金曜、全ての人事整理が終了した。
コロナで経営が傾き、大幅な人員削減といくつかの店舗閉店に追い込まれた我が社であるが、しかしながら既に大幅なスタッフ削減を経ての更なるリストラは正直キツかった。
金曜日、最後の解雇者に解雇通告をした午後、私は自分でも予想していなかった虚無感に襲われ、その日は夜中まで眠れなかった。
しかしながら、最終的に解雇したのは私がチャンスを与えても良いと思った1人であり、店長にとっては扱いにくい1人でもあった。
あくまで店長に決定権はある。
店長の決断で決まった。

解雇した分、1人の席が空いた。
私はここで責任者にはなれない。
言葉の壁が最大の理由であるが、子供の預け先が確保されていない以上、自分で絶対に子供の送り迎えと病気の際の欠勤を強いられる環境にある為、今は正社員に無責任になるべきではない理由から、あくまでパートで席を置いている。
この空席に誰を入れるか・・という事になるが、既存スタッフに器量を持つものがいない為、今回は他店で閉店に追い込まれたために解雇になった責任者クラスの人材を面接する事になった。

うちの店長よりも年齢が上で勤務年数が相当長い。
この人が24歳の店長の言う事を反発無く聞いてくれるか否か・・
私はそこがハードルかなと考えている。

私も今でこそ自分が外国人である事、この不完全英語でありながらも職にありつける有難さ、この白人率が圧倒的に高いカンブリア州において採用されるという奇跡に近い出来事によって今がある事を考えた時、どんな無能の若造に顎で使われようとも、仕事として割り切る事が出来るようになったのは、この14年で削がれたプライドのおかげである。
プライドも人格も押し殺さねばやって来れなかった。
しかしそれは自ら飛び込んだ過酷な環境により今の自分があるのも事実で、24歳のここしか知らぬ一生懸命な店長は、時に私以外の人間とぶつかる場面が多々ある。
先日まで部下を率いていた人が、どこまで感情を抑えてくれるだろうか・・

ロックダウンが開け、死者数がまた上がって来たイギリス。
来年も再びロックダウンを繰り返すとなると、経済がどこまで持ちこたえるだろうか・・
来年も日本に帰れそうにないので、今日は山形屋の焼き海苔300枚を取り寄せた。
せめてコレで日本を味わう。
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Source: イギリス毒舌日記