ドキドキ 葉月、
「えっ…???えぇぇぇぇ…???…今…、何…???うそ。」

奈都美、伸永の顔を見て。

伸永、
「すみません。行きましょうか。」

奈都美、顔をぐしゃりとさせて。
「ぶ~~~~。」

葉月、
「えっ…???ナツ…???今の…、何…???尾田…ちゃん…???」

奈都美、歩きながら、
「ふ~~~。」

葉月、
「ナツ~~~???」

「尾田君の…覇気っ!!!!」

「覇気~~~???」
そして、
「いやいやいやいや。何々…???何が…どうしちゃったって…訳…???」

前を歩く奈都美と伸永。

「ど…、どういう事よ…???」

奈都美、左足を前に、ブン。そして右拳と左拳を交互に前にブンブンブン。
「尾田君の覇気。」
葉月に振り返って、
「な~~んてね。…つまりは、尾田君、強いの。」

葉月、
「いやいやいやいや。尾田ちゃん、強いって…???…はぁ~~~???」

奈都美、伸永に、
「ま~~た、やっちゃったか~~。」

伸永、奈都美に謝るように、
「はい。すみません。やっちゃいました。」

葉月、
「やっちゃったって…。え~~~???どうなってんの…???」

「だから、こう見えて、尾田君、つ・よ・い。…なんでかは…、分からない。うん。」
そして、
「尾田君、あの男の人…、どんなふうに睨んだの…???」

伸永、
「えっ…???どんな風にって…。」
そしてその顔を奈都美に、
「こんな…感じか…な…???」
顔をクシャリとさせて。

そんな伸永の頭をペン。
「あほか、あんたは。」

伸永、
「かかかか。すみません。」

葉月、いい加減にイライラと。
「な~~んでよ~~。ナツ―――――ッ!!!尾田――――――っ!!!」

そんな葉月を見て奈都美、舌をペロリと。
「実は~~。……。」

葉月、奈都美の話を聞いて、その途端、その場に立ち止まり、
「う……そ…。」

奈都美、
「ほ~~んと。だって、今も言ったけど…。私なんて…2回も助けられた。」

「え~~~~???」
葉月、右手を額に。そしてバッグを持つ左手を左のウエストに当てて、
「信じ…。信じ…られ…ない。……、いやいやいや。でも…、実際、今…。え~~~~。うそうそうそ。」
その場で地団駄を…。
そしていきなり伸永の左に回って、ぎっしりと伸永の左腕に絡んで、
「尾田ちゃ~~ん、強いんだ~~~。嬉しい~~。」

奈都美、
「カンちゃ~~ん…???」
呆れたように葉月を見て。

葉月、
「だ~~って、だって、だって、今の…。今のよ、今の。…あの…男性2人。顔、見た…、顔…。」

奈都美、
「わ~~かってる、わ~~かってる。」
そして唇を尖らせて奈都美、
「それにしても、このぼんやりとした感じの…、どこにあんな力…あるのか…。未だに疑問。」

「ば~~っかじゃない~~ナツ~~。強いんだから、それでいいの、強いんだから。ねっ、尾っ田ちゃ~~ん。」
伸永の左腕に絡んだままの葉月。
「…けどさ~~。私が…今、気づいたってことは…、会社のみんな…。…ん…???」

奈都美、
「当~~然、知らない…はず。…だよね~~。尾田君…???」

そんな声に伸永、
「…だと…、思いますけど…。」

「へぇ~~。」
そして葉月、
「あっ。そっか…。ナツからも、そんな話、聞いてないもんね…。うん。」

奈都美、
「ザッツ、ライト。」

「キャハ、凄い凄~~い。」

「だから、カンちゃ~~ん。」
葉月を睨む奈都美。

葉月、
「分かった、分かった。うんうんうん。私も口にチャック、しとくよ。」

しっかりと伸永を真ん中に。3人で歩き続ける。
しかも、葉月はまだ伸永の左腕を占領したまま。

「カンちゃ~~ん。浮気はダメでしょ、浮気は~~。」

葉月、
「かかかかか、気にしない、気にしな~い。」

「なに、それ~~。」

家族で夕食を食べながら…。
奈都美のスマホに着電。

奈都美、
「へっ…???課長…。…なんで…???」

「ん~~???どした~~???」
広武。

奈都美、首を傾げながら…、口をモグモグと…。
そして飲み込んで、
「はい。七瀬です。お疲れ様です。」

スマホの向こう、内海、
「おぅ、七瀬、お疲れ。……。」

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Source: THMIS mama “お洒落の小部屋