ドキドキ 営業部に戻って、士門の席に優里亜。
「課長、戻りました。」

士門、
「おぅ~~。うん。ご苦労。」

自分の席に戻って優里亜。

亮子、
「何々、商品企画開発部に…謝罪…???」

優里亜、
「ふん。だって…。何もしない…訳には…いかないから…。事実は…事実だし…。」

亮子、
「まぁ…、それは…そう…だけど…。」

ふと感じる亮子、頭の中で、
「…この子…、変わった~~。今までの…なんかこう…、ツンツンしているイメージ、なくなった~~。…なんか…あった~~???」

パソコンで懸命に仕事をしている優里亜。

いきなり後ろから、
「ん~~???アレフーズ…かっ…???」

優里亜、その声に、
「ん~~。初めてのトコだから…、いろいろと…。へっ…???」
後ろを向いて、
「びっくりした~~。」

「はははは。まっ、頑張れ。期待してる。困ったときは、いつでもどうぞ。」

勝巳と同期の芹沢陽介(せりざわようすけ)。

優里亜、
「あはっ。はい。ありがとうございます。お願いします。」

芹沢、右手を挙げて、
「おぅ。」

「へっ…???うそ。あの加瀬優里亜が…髪を…???」
電話の向こう…、朋代。

奈都美、右手でマウスを動かしながら、
「うん。バッサリ。あっ。画像…届いた、うんうんうん。」

朋代、電話口で、
「あの子がね~~。あんなに長かったのに…。」

「しかも…、今までには考えられないイメージ。正に、イメチェン。」
「そっか~~。」

「しかも…、優里亜、私の電話番号、知ってた。」
「わお。」

「七瀬~~。」
内海、
「2番、フルレット~~。桐ケ谷さ~~ん。」

奈都美、
「あ~~っと、トモさん、電話。じゃ、また。」

「はいは~~い。」

受話器を持った左手中指で、「2」のボタンを…。
「お電話代わりました~~。七瀬です~~。」

昼休みのラウンジ。

「それにしても、優里亜、凄いよね~~。」
葉月。
「今までのイメージと全く違う。」

木綿子、
「ふん。変われば、変わるもんなんだね~~。かかか、ゲット~~。」
目の前の伸永のおかずをヒョイと。

奈都美、
「あ~~。」

葉月、
「わお。」

木綿子、
「うんうんうん。おいし。さすがは尾田ちゃんのお姉さん。料理…上手よね~~。」

「しかも、アパレルのパートと、雑誌記者の掛け持ち。そんでもって、心臓外科医の奥さん。すんごい。忙しいでしょ。」
葉月。

そんな葉月、そして木綿子に伸永、頭を傾げて、
「ん~~。どう…なのかな~~???忙しいって顔…、見た事…ないんだけど…。」

木綿子、葉月、
「うっそ。」

その時、また伸永から薫るいい匂い。奈都美、笑顔で伸永を…。

「ん~~。でも、慣れっこになってるから…かな~~。僕が…。」
そんな風に答えて伸永、
「僕…、家事…全般…、姉ちゃんに任せっきりだから…。」

その声に木綿子、
「ふ~~ん。…って、あんたも家事、ひとつくらいやんなさいよ。」
いきなり。

葉月、
「かっかかかか。ユッコ。まぁまぁ。」

「…って、言うか、尾田ちゃん、家事やったら、逆に汚しちゃうってか…。かっかかか。」
「ぶっ。」

奈都美、
「ユッコ~~。それ…言う~~???ひっど~~い。」

けれども伸永、
「いえいえ。多分、ユッコさんの言う事。当たってますよ。」

「って…、さんはいらないでしょう、さんは。」
木綿子。

葉月、
「かっかかかか。わたしの事は、ちゃんと、カンちゃん…言ってくれたからね~~。」

その声に奈都美、
「あ~~、尾田ちゃ~~ん…???私の事は…まだ、七瀬~~。」
膨れっ面をして。

伸永、いきなり体を左側にずらして、
「いやいやいや。だって…、七瀬さんは…、僕の…。」

「何よ、僕の~~???」

「パートナーってね~~。」
木綿子。
「もしかして…、バディ…か…???かかかか。」

葉月、変顔をして、
「ユッコ~~。翔に怒られるよ~~。」

木綿子、真一文字の口に、両目を左右に…。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

《PR》
庄司紗千 つつじヶ丘の坂道で…。

※ご本人の承認の下、紹介させて頂いております。

 

 

 

 

 

 

 

Source: THMIS mama “お洒落の小部屋