息子のクラスは、毎週末に宿題が出る。
とは言え、紙1枚程度の問題が宿題ノートに張り付けられているだけ。
後は来週半ばにある単語テストの練習、学校の図書館から借りている本を読ませる程度である。
単語テストは全問正解だろうが不正解だろうが成績には全く考慮されないとあり、練習を自宅でさせる事が面倒な親は一度もしないままテストに挑むし、熱心なお母さんは自宅で完璧に覚えるまで書かせて来る。
学校から借りて来る図書も、別にそれを1か月かかって読んでも良いし、数日かけて読み終えても担任からどうこう言われる事はない。
ただ、数を読めば訓練になり読みのレベルは上がって行く。
時々担任による読みレベルチェックがあり、日頃からどんどん本を読んでいる子供はその度ごとにレベルが上がって行く。

うちの娘は放っておいても本を毎日読む。
それは読みたい本が溢れており、自分から夜7時から8時45分までは読む時間と決めており、自らそうしている。
がしかし、息子は本を読むのが嫌いである。
あわよくば読まずに済めばと思っているため、私は朝に10ページ、夜は20分の読書時間を設けている。
結果、クラスで一番本読みレベルが高いグループに入っているが、目的はグループに入る事ではなく、読む習慣を続行する事でレベルがちゃんと上がるという事を本人に教える為にやってきた。

少し前、息子の担任から「自宅で本当に熱心に本を読ませて下さっているのが分かります。有難うございます」と言われてびっくりした。
何故それで御礼を言われるんだろうかとビックリしたのである。
それを夫に話した際、今はゲームとパソコンで本離れが深刻化している事もあり、クラス内の子供の本読みレベルが多いか少ないかで担任の評価が出る場面がある。
しかし子供が小さなうちは、その習慣も親次第。
ここは担任が学校でどうこう出来る範囲ではないだけに、「出来るだけ自宅で毎日本を読ませて下さい」とお願いメールが頻繁に来るのを、親がどう理解し実行するかにかかっている。
であるから、お礼を言われたのであろうという事であった。

夫の学校の1年生のクラスに「APPLE」もまだ読めない児童がいる。
担任はかなり工夫をしてきて、可能な限りこの子が自宅で自分で読めるような冊子を手作りして自宅に戻すも、読んでいる形跡がない。
先日の電話保護者会談の際に担任が「自宅で我々教師が作った単語冊子を読んでもらえていますでしょうか?」と尋ねたという。
すると父親が「ええ・・まあ・・」と言った後「それよりも、僕はもう息子のレベルが十分だとみて、ハリーポッターを読ませているんですよ」と言ったという。
担任は驚いた。
まだ単語1つ1つを読めていない状態でハリーポッターなど不可能である。

担任は父親に「お父様が読んであげているのですか?」と聞いた。
父親は「いいえ、彼がベッドで1人寝る前に読んでいるんですよ」と答えた。
強制されているから読んでいる振りをしているが、日頃の彼のレベルから見ても、絶対に読めるはずはなく、担任は更に学校で一体彼の為に何が出来るのかを悩んでいるという。
先生も大変である。
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Source: イギリス毒舌日記