ドキドキ   奈都美、
「あ…、あの…???課長…???」

内海、奈都美の顔を見て、
「ん~~~???」

奈都美、内海に思いっきり頭を下げて、
「申し訳ありませんでした。無断で引き受けて。」

その奈都美を見て伸永も、頭を下げて。
「申し訳…ありませんでした。」

すると、今度はその2人の姿を見て、いきなり翔、椅子から離れて、
「ヤバッ。」
内海の方に。

すると今度は葉月、そして木綿子も、
「わっ。」

3人が奈都美と伸永の隣に、内海に向かって、
「申し訳、ありませんでした~~。」

いきなり内海、
「えっ…???なんだ、なんだ…???」

「初めに加瀬から話、持ち込まれたの…、俺なんです。…で、今、加瀬からも内線で…、申し訳なかったと…。」
翔。

奈都美、葉月、木綿子、
「えっ…???」

葉月、木綿子、顔を見合わせて、
「私たちも。」
「うん。」

木綿子、
「知ってて、報告しなくって…。申し訳…ありませんでした。」

その5人の姿を見て、康、おちょぽ口で、
「へぇ~~。はははは。」

内海、いきなり険しい顔になって、
「お…まえら~~。」

途端に康、拍手して、
「お疲れ~~。はははは。良~~くやった~~、みんな~~。」

その声に内海、いきなり、
「だから、蔵之介~~。おま、美味しいトコ、持ってくんじゃねぇ~~って。」

康、
「あ~~い。」

靖子、
「ぷっ。」

勇喜雄、首を回して、
「やってくれるもんだわさ~~。」

内海、犬を追い払うように、
「席に戻れ~。」

5人一斉に、
「はい。」

「営業でも、大騒ぎだった。アレフーズ東京、そんな簡単にアプローチされるなんて…在り得ないトコだからな~~。もし契約出来れば、それだけで億超えの利益になる。」

靖子、
「そんなに~~???」

康、
「なんてったって…、全国規模。大きいなんてもんじゃない。」

「まっ。確かに、キャンペーンは勝巳と加瀬だが…、勝巳が既に退社した今。加瀬が、かなり向こうの女性担当者に気に入られたんだと。それも、ファーストインプレッションだったらしい…。あいつ…、髪…切ったんだな…。ものすんげぇ…短く…。」

その声に葉月、木綿子、奈都美、翔、
「えっ…???」

伸永はキョトンとして…。

「加瀬からも言われたんだと…。あのキャンペーンのチラシのデザインは、商品企画の尾田伸永だって…。その瞬間、部署内、ざわついたようだったが…。とにかく、結果。全員で加瀬をバックアップする事となったらしい。」

康、靖子、勇喜雄、何度も顔を頷かせて、
「ふ~~ん。」

内海、
「あいつ…、なんだか…、変わったなぁ。」
そして、
「髪…切ったからか~~???」
すると、
「かっかかかか。あれだけ短いヘァスタイルって…、この会社にゃ、お馨さんくらいだから…。…ってことは…その…仲間入り…か…???」

翔、
「優里亜が…髪を……。ふ~~ん。」

内海、
「とにかくだ。尾田~~~。良くやった~~。……但し、報告は…怠るな~~。基本中の基本だ~~。」

5人が声を揃えるように、
「はいっ。」

内海からの話を聴いて瀧澤、
「へぇ~~。そんな事がね~~。……伸永、馴染んで…いる、みたいね~~。」

内海、
「そのようで…。かかか。まだまだ、インパクトには…欠けますけど…。」

瀧澤、そんな内海の声に、
「ふん。ん~~。けどさ~~。その…インパクト…、伸永に、必要…なのかな~~???」

「えっ…???えへっ…???お馨さん…???」
「あの…4人の中で…。そりゃ、誰もかれもが…個性的で…は、あるんだけど…。…その…誰もかれもに…似合う…なんて…。な~~んか…、面白くないな~~。」

内海、
「はい…???お馨さん…???」

そんな内海を見て瀧澤、
「な~~んてね。」
そして時計を見て瀧澤、
「おっと、こんな時間…、帰りますか。」

「了解。おっと、俺も…、待たせてる奴が…。」

店を出て駅の改札を抜けて美桜と優里亜、
「じゃね~~。またご飯、しよっ。」
「うん。…でも、フィアンセは…???」

「かかか。だ~いじょうぶだよ~~。もぅ、優里亜の事…話してあるから。」

そんな美桜に優里亜、
「はは。うん。ありがと。」

奈都美、「あ…、あの…課長…」

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Source: THMIS mama “お洒落の小部屋