イギリスに住んでいると、お店で働く人達に対し、何だこのプロ意識の無さはと思う事が毎日1000回程ある。
勿論、うちの職場のスタッフも含めてである。

まず今日、開店すべき時間から7分遅れてうちのスタッフがドアを開けた。
既に客は並んでいたが急ぐでもなく、今話す必要のないどうでもエエ話をしていたせいで7分間ドアを開けなかったのである。
ドアの外に立っている客の目線など痛くもなんともない、ただ最近買った新しいジーンズの履き心地を話すスタッフ達・・・
私は店長室にある店内カメラを監視しながら呆れ、24歳ながらも一生懸命やっている店長に顎でアホ達の様子を見るよう促した。
可哀想に、店長はストレスで顔中ニキビだらけである。

今週、いよいよスタッフ達に解雇か存続かの通知を1人1人にする週となった。
2日前まで気持ちが揺らいでいた店長。
私は「情で存続を決めたらアカン。この店にとって利益と好影響をもたらす存在であるか否か、そこだけを見て決定せな。膿は出さな自分から出て行かへん。皮下にどんどん広がって悪化するだけやで」と言うておいた。
その度に黙って頷き「どういう結果を出すべきかは自分で分かってるねん・・けど・・悩む」と悩む店長。
悩めばよい。
人事とは、悩んで失敗しながら見る目を肥やしていけるのである。

今この時期、スタッフ達は自分がもしかしてクビになるかも知れないと神経質になっていなければいけない。
真面目なスタッフは実際、「切られたらどうしよう・・私切られるかもしれん」と日頃から真面目な働きぶりであるにも関わらず苦悩している中、今も平気で遅刻、仕事中に繰り返される携帯チェック・・
どうしようも無い人材は切られて尚その原因が分からないのではないだろうか・・

今日は休憩中にサンドイッチを売る店にバゲットサンドを買いに行った。
チーズ入りのビーフをお願いしたが、お店のおばちゃんが作りながらタッパーらしきものを覗きこみ、「いや!チーズ無いやん!」とスタッフに言った。
やる気0%のバイトが「ああ・・まだやってない・・」とボソっと言った。
おばちゃんは私に「ゴメン、今からチーズ卸すわ・・時間ある?」と聞いたが、私の休憩は30分しかないので「ほな、チーズ無しでエエわ。時間無いし」と断わった。
おばちゃんは「本当にごめん」と言い、売り物のブラウニーをおまけでくれた。
11時半開店のサンドイッチショップは既に客が並び始めていた。
おばちゃんは鬼の形相でチーズを降ろし始めていた。

どこも人材には苦労する・・
仕事があるだけ有難い、外国人の私はその気持ちを忘れず働くのみ。
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Source: イギリス毒舌日記