ドキドキ 「そしたら…。」
優里亜。

「そしたら…???」
美桜。

「今日、とんでもない事…、待ってた。」
「とんでもない事…???」

「うん。」
ニコニコ顔の優里亜。
「新規開拓、ゲット~~。」

美桜、
「へぇ~~~。良かったじゃ~~ん。」

「ん~~。でも…、実際は…私…の実力じゃ…ないんだけど…。単に、担当になっているだけって…。」
「へぇ~~。」

「あっ、美桜、何食べる…???」
「あ~~。うんうんうん。」

「ふ~~~ん。伸永がね~~。」
瀧澤。

「えぇ~~。やってくれましたよ。また。」
内海。

「また……ね。ふん。」
そして、瀧澤、
「…って事は、庸ちゃん。士門課長に、鼻…高々と…。どんなもんだい。…って~~???」

そんな瀧澤に内海、右手を振って、笑顔で、
「いやいやいやいや。」

数時間前…。
営業部から戻った内海。いぶかしげな顔で、
「七瀬~~。尾田~~。」

奈都美、伸永、
「あっ、はい。」

「ちょっと来~~い。」

他のスタッフたち、小さな声で、
「来た~~。」

内海、自分の席に並んだ奈都美と伸永に、
「実はさっき。ある情報が耳に入った~~。」

奈都美、伸永、
「…ある…情報…???」

「営業で、期間限定キャンペーン出したのは…知ってるな。」

奈都美、
「あ…。はい。」

伸永、
「知って…ますけ…。」

「そのキャンペーンが当たって。商品が追加追加で大騒ぎ。そんで、そんな時に、あるところが目を付けた。」

「ある…ところ…???」
奈都美。伸永の顔を見て。

伸永、
「…???」

「アレフーズ東京だぁ~~。」

奈都美、
「あ~~。はいはい。」

伸永、
「大手…だ…。」

「キャンペーンを担当したのが、元ここのスタッフだった加瀬優里亜。そして営業の花形と言われた勝巳芳樹。」

奈都美、
「は…い。」

「その…キャンペーンのチラシに~~。アレフーズ東京が惚れ込んだんだそうだ~~。」

いきなり奈都美、笑顔で、
「うっそ。」

「…ってんで~~。そのキャンペーンの担当者、加瀬優里亜、アレフーズ東京が見初めたそうだ~~。デザインが素晴らしいと~~。」

奈都美、笑顔で、
「えっ…???」
そして伸永の顔を見て…。

伸永、目をキョロキョロと…、唇を絞って。

「営業部、大絶賛だったそうな…。」

奈都美、
「あ…のぉ~~。」

静まり返る部署内。そこに1本の電話。翔と葉月の真ん中の電話。

翔、
「お~~っと、びっくりした~~。」

内海背もたれに背中をがっしりと付けて、
「聞くところに寄ると…。何…???そのキャンペーンのチラシのデザイン…、勝巳や加瀬じゃなくって…、尾田伸永という事だが…。」

奈都美、いきなり右目を瞑って、
「……。」

「何も…報告…ないんだが…。…それに…、承認も…していない。しかも…。営業からも、何も連絡…受けて…ない…。」

奈都美、唇をがっしりと絞って。

「悪いが、ここの仕事は、そんなに…暇か…???他所の部署の仕事を引き受けるほど…???」

奈都美、
「あ、あ…、はい。」

内海、
「はい…???七瀬~~。それは…つまり…、暇だって…事か…???」

翔、受話器を耳に、小さな声で、
「今…、その話…、課長からナツと尾田ちゃん…。…うんうん。じゃ…。」

奈都美、内海の声に、
「…い…いえ…。」

内海、
「尾田~~~。」

伸永、
「はい。…すみませんでした。」
内海に軽く、俯いて。

内海、
「はっ…???なんでお前…、謝る…???」

伸永、
「えっ…???」

「だから。なんでお前が謝る…???」

伸永、キョトンとした顔で、
「い…いや…???なんでって…言われても…。えっ…???」

内海、いきなり、
「翔~~。」

翔、その途端に椅子から立ち上がり、
「はいっ!!!」

「3人とも~~。良~~くやった~~。」
そして、手を叩いて、
「かっかっかっか~~。」

康を除くスタッフ、
「えっ…???えぇぇぇぇ…???」

靖子、
「ふふふ。御咎めなし。」

康、
「ほ~~らね。」

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※ご本人の承認の下、紹介させて頂いております。

 

 

 

 

 

 

 

Source: THMIS mama “お洒落の小部屋