ドキドキ その日のお昼休み。

「ねね、優里亜~~。あんた…変わった~~。」
一緒にお昼を食べながら同僚の亮子。

優里亜、
「え~~???」

亜美も、
「うんうんうん。…もしかして…、勝巳先輩…???」

亮子、
「あ~~。それ…、あるかも…。」

「結構…しんどいよね~~。先輩…いなくなって…。」
「うん…。まぁ…営業の花形って存在だったから…。」

そんな話に優里亜、キョトンとして、
「まっ、仕方ないよ。いない人の事、言っても。」

「わ~~お。あれだけ可愛がられた人が~~。言うね~~。」

優里亜のスマホにライン。
「…今日、OKだよ~~。」
食べながら優里亜、
「オシ。サ~~ンキュ~~。」

亜美、
「へっ…???優里亜…、どうかした…???」

優里亜、そんな亜美に、にっこりと、
「ううん…。ちょっとね~~。」

内海、電話をしながら、
「へぇ~~。営業が、あの…、アレフーズ東京とね~~。うんうん。分かった。」

電話の相手は経理の郷池である。

「おぅ。また…何かあったら、頼む。」
そして電話を切る…前に、
「あぁ~~宗~~。たまには…どうだぃ。」

その声に郷池、
「いいっすね~~。当然、先輩の奢りでしょ。」

内海、
「ば~~か、天下の経理課長が何を言う。」

「いやいやいや。庸さん、課長ってったって…、庸さんには敵いませんよ~~。はい。は~~い。んじゃ、いつものトコで…。はい。お疲れ~~。」

康、
「課長…、アレフーズ東京って…???」

内海、
「あぁ…。ほら、この前、営業…、期間限定のキャンペーン、出しただろ。」

「えぇ…。」
「何と、それがバカ当たりでな。」

靖子も、
「あぁ…、あのキャンペーン。なんか、物凄いインパクトありましたもんね。あのチラシ。私も、これはイケるって感じだった~~。」

その話が耳に届いた木綿子と翔。そして葉月、
「…ん…???」

「まぁ…、当然、ウチの商品の限定なんだが…。商品が追加、追加で…。工場、残業続き。」

康、
「う~~わっ。」

「しかも、そのキャンペーンに、アレフーズ東京が喰い付いたんだと。」

靖子、
「す~~ご~~。アレフーズ東京って言ったら、フード産業でも、全国大手よ~~。」

内海、
「ん~~。…で、営業の士門が、郷池に、上機嫌で語って聞かせたんだと~~。」

康、
「かかかか。課長同士…。」

葉月、翔に、
「ねねね。期間限定の…チラシって…???」

「あ…、あ~~。チラシのデザイン…、尾田ちゃん。」
「だよね~~。」

靖子、
「でも…、営業に、あんなチラシのデザイン…出来る人…いたんだ…???」

内海、靖子を見て、
「ふん。」
口を捻じ曲げながら、
「さ~~ね~~。」

康、
「多分…外注なんじゃないの~~。」

「…ん…???何の話…???」
ひょっこりと顔を出した勇喜雄、葉月と翔の後ろから。カップを持ちながら…。

葉月、翔、
「ぅわお。ビックリした~~。」

勇喜雄、
「かかかか。悪ぃ、悪ぃ、ちょいと、驚かせようと思ってね~~。」

内海、
「おぅ、お疲れ~~。デラシネ、どうだった…???」

「かかかか。上々~~。課長、たまには顔見せてくださいって、言われましたよ、篤(とく)さんから。」
「おぅおぅおぅおぅ、了~~解。」

「…で???何の話…???」
勇喜雄、全員を見回して。

そんな勇喜雄に靖子、
「ふん…。営業が、アレフーズ東京…獲得したんだと。」

「へぇ~~。」
「期間限定キャンペーンのチラシに惚れ込んだんだって~~。」

勇喜雄、
「ふ~~~ん。な~~るほどね~~。さすがにやるね~~、尾田ちゃん。」

靖子、康、
「えっ…???」

内海、
「ムラ…、今…何てった…???」

その瞬間、翔、葉月。そして木綿子、
「やっば…。」

勇喜雄、
「へっ…???だって、あれ…、デザイン…。確か…尾田ちゃん…。」
目をキョロキョロさせながら…。

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Source: THMIS mama “お洒落の小部屋