ドキドキ  ドアを開けて。

「かかかか。間に合ったか~~。ナッちゃ~~ん。」
勇喜雄。

内海、
「二日…酔いじゃ、ないよな~~。」

靖子、
「かかかか。大丈夫~~???」

奈都美、変顔で、
「あははははは…。おはようございます。ギリッギリ…、セーフ。」
自分の席に。

木綿子、
「~~ったく~~。大丈夫~~???生…一杯も飲んでないで、いきなり…、く~~。マジで、びっくりした。」

そんな木綿子に、申し訳なさそうに…、平謝りで、右手を立てて、
「あれから…記憶が…ない。」

木綿子、思わず左手を口に、
「ぷぷぷぷ。うっそ…???ナツ、あんた…、あれから…。部長に、絡む、絡む。すん~~ごかったんだから…。」

その瞬間、目を見開いて奈都美、
「うそっ!!!」

その声が大き過ぎた。奈都美に注目のスタッフ。数秒、沈黙。

そのまま木綿子、フリーズして、
「うっそぴょ~~ん。」

奈都美、
「ん~~もぅ!!!ユッコ!!!」

「かかかかか。部長が、しっかりと…あんた…、介抱してくれたんだよ~~。」

その声にまたまた、
「うそ。」

「ほ~~んと。」

その声に奈都美、瀧澤の方を見て、小さくなりながらも小刻みの歩き方で…。
「部長。」

瀧澤、
「はい。おはよ。かかか、ぐっすりと眠れた~~???」

奈都美、
「昨夜…。」

「ふん。随分…飲んでたもんね~~。しっかりと…。」

その声に内海、
「キャッハハハハ。」

康、
「ぷっ。」

靖子、
「ま~~た~~。部長~~。」

奈都美、
「えっ…???」

またまた内海、
「かっかかかか。…てぇ~~事は、全く…覚えてないって、七瀬~~。」

そんな内海の方を向いて奈都美、思いっきりしかめっ面に。
「私…???」

「だ~~いじょうぶ。うん。しっかりと…家まで、送り届けました~~。」

内海、
「まっ、…と言う事だ。」

「帰り道、カンちゃんと、伸永と一緒に。ちょっと、遠回りしてね~~。」

奈都美、
「すみ…ま…せ~~ん。」

「ヨシ。ミーティング~~。」
内海の周りに集まるスタッフたち。

翔、
「よっ、おはよ。」

奈都美、
「うん。おかえり。」

「そう言う事だったか、幾ら電話しても、出ねぇ訳だ。」

その声に奈都美、
「へっ…???」

「カンちゃんから聞いた。」

葉月、
「ふふ~~ん。」

奈都美、翔に向かって、両手を合わせて…。

「…てぇ~~事で、デランナは昨日、お陰様を持ちまして、企画通過と…。このまま、七瀬と尾田~~。よろしく~~。そして翔~~。大阪…お疲れ~~。」

その声に翔、頭をコクリ。

「韮崎さん、今後ともよろしゅうに。…と言う事だ。」

翔、口パクで、
「ありがとうございます。」

「そして、菱川~~。神田~~。翡翠堂(ひすいどう)~~よろしく頼む~~。」

木綿子と葉月、
「はい。」

「あそこは明治時代からの老舗だ~~。今までは店独自の創作でも良かったが、これからは新しいものも取り上げてくと、新しい店主からの申し出だ~~。まっ、少し癖もある人だが、よろしく頼む。」

木綿子、葉月、
「はい。」

「じゃ、今日も一日。よろしく~~。」

それぞれが席に就く。

翔、
「お~~い、ナツ~~。」
小さな声で…。

奈都美、
「ふん…???」
翔を見て…。

「加瀬から…昨日…、電話あってさ…。」
「うん。」

「キャンペーンの、ありがとって…。正式に決まったって…。」

奈都美、
「ふ~~ん。あっ、さっき、私も…言われた~~。ありがとうって…。」

翔、
「あっ、なんだ、そうか…。」

「まっ、私は…彼女の電話番号…知らないから…。」
「あっ、あ~~。そっか…。」

葉月、
「なになに、加瀬優里亜から電話…???」

翔、
「…ん…、ん~~。」

「何、まだ電話番号…削除してなかったの~~。」

そんな葉月に、
「いやいやいや。俺が削除したって、向こうが削除しなきゃ…。」

その声に葉月、
「あっ、あ~~。そっか…。」

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

《PR》
庄司紗千 花笠音頭

※ご本人の承認の下、紹介させて戴いております。

 

 

 

 

 

 

 

Source: THMIS mama “お洒落の小部屋