ドキドキ 通りを歩いて横断歩道の信号で奈都美、スマホに着電。
「あっ、部長。…はい、七瀬です。お疲れ様です。あと…、5分で、会社、着きますけど…。」

瀧澤、
「ふん。そう。うん、分かった、じゃ…、そのとき。お疲れ。」

「お疲れ様です。」

伸永、
「部長、何て…???」

奈都美、
「ふん。着いてからって…。もしかして…。デランナ…結果…。」

「えぇ。」

部署に戻った途端、いきなり、
「おぅ~~。お疲れ~~。グッジョブ。ナッちゃん、尾田ちゃ~~ん。」
勇喜雄。

木綿子、葉月、
「おかえり~~。ヒュ~、ヒュ~。」
天井に向けて右手をグングンと伸ばして。

靖子は、伸永を捕まえて、にこにこと、
「こんにゃろ~~。やってくれちゃって~~。伸永~~。」

伸永、
「痛い、痛い。」

康、
「大したもんだ。」

勇喜雄、伸永に、
「恐れ入りました~~。」
手を差し伸べて、握手の姿勢。

奈都美、その歓迎ぶりを見て、
「えっ…???…じゃ、もしかして…???」

内海、
「おぅ。」
ふたりに拍手を。

瀧澤、
「おかえり。うん。良くやった。私たち、何にもしないで、本丸、落ちちゃった。」

奈都美、その声に、
「へっ…???」

内海、
「デランナ…、企画、通った。今まで通り、ウチで、やることになった。」

奈都美、その瞬間、
「えっ…???」
一瞬、顔が止まったような…。すると、自然に涙が…。うるうると…。

靖子、
「うん。ナッちゃん。」

そして奈都美、いきなり靖子に抱き付いて、涙ボロボロに、
「や~~~った~~。良かった~~~。やった、やった。」

そんな奈都美の涙にもらい泣きの木綿子と葉月、
「うんうん。」

靖子、奈都美の頭をトントンと、
「うんうん。やった、やった。良かった~~。」

瀧澤と内海、そして康、笑顔で奈都美を…。

その途端、靖子、
「…って、あんたじゃないでしょ。」
ニッコリと。
「ナッちゃん、ほれ。」
そして靖子、いきなり奈都美を伸永に、ドン。

自然に伸永に寄り掛かるように。
伸永、奈都美を支えるように。

奈都美、
「あっ。」
舌をペロリと出して奈都美、
「かかか。そうだった。」

伸永、
「七瀬…さん。」

内海、
「そうだ~~。」
伸永に向かってまた拍手をして、
「天晴、尾田~~。」

瀧澤、伸永に、
「良くやった。うん。」

勇喜雄、伸永の頭を撫でて、今度はぐしょぐしょにして、
「やってくれたよ~~。良~~く出来たよな~~。こんにゃろ~~。かっかかか。」

康、
「ムラさん、ムラさん、虐めてる、虐めてる、かかかか。」

伸永、にこにこと、
「ありがとうございます。」

瀧澤、
「しかし、良~~く、あんな方法…思いついたわね~~。しかも、簡単に出来る事じゃ、ないでしょ。私だって、見て驚いたくら~~い。初めてよ、あんなの…。」

伸永、そんな瀧澤に、
「えっ…、えぇ~~。…でも、前の会社では…、良く…やってたんです。…それに…大学時代に、パソコンの方は…もぅ…。」

「へぇ~~。そうだったんだ~~。うんうんうん。じゃ、ナッちゃん、引き続き、伸永、頼むわ。」

奈都美、
「はい。」
ニッコリと。

自分の席に戻って伸永、
「しょっと…。」

葉月、
「尾田ちゃん、凄いよ。一時はどうなるか…。」

伸永、にっこりと。
「はい。良かったです。ありがとうございます。」

「うん。頑張れ、頑張れ。」

そして、それから暫くして瀧澤の机の電話が鳴る。
「はい、瀧澤~~。…ん…???あっ、はい。…ナッちゃん、5番、デランナ、荻さん。」

奈都美、
「あっ、はい。」
頭の中で、
「…来たか~~。」
咳払いをして、受話器を…。
「お電話代わりました。七瀬です。」

電話の向こう、
「お世話様でございます。デランナ食品部門第2事業部の荻です。」

奈都美、
「お世話様です。」

「実は…。」

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庄司紗千 花笠音頭

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Source: THMIS mama “お洒落の小部屋