ドキドキ  「凄い、瞬く間に、あの投稿に、いいね1500。」
葉月。

「しかも…次から次へと新しいの…投稿されてる。さっきのアカウントから、また別のアカウントからも…。」
勇喜雄、
「うそだろ…???今まで、全く静かだったのに…。」

駅のホーム。まだ真剣にキーを打っている伸永。

それをニコニコ顔で見ている奈都美。
「なんだか凄い。こんな風に出来るんだ~~。」

伸永、
「えぇ…。なんだか、みんな…興味津々で着いてきてますね~~。」

「うんうん。」
両膝にバッグを置いて、その上に左肘を、
左手で頬杖突くように伸永のパソコンの画面に食い入るように見ている奈都美。
「かかかか、なんだか気持ちいい~~。」

「園枝さん、クック・ル・ポットの商品、作らせてって、言ってましたから。」

奈都美、
「うん。」

「結構…これで、拡散されていると…思うんですけど…。一般のSNSにも…。」
「うんうん。さっきから、拡散、拡散って、何度も…。」

「都内だけじゃなく…、出来れば、それ以外にも…。」

その時、奈都美のスマホに着電。
「あは。翔だ。もしも~~し。私~~。」

スマホの向こう、
「おぅ、お疲れ…。デランナどうなった…???…なんだか…変なメッセージが…、デランナ…フランク・アポンと、不正式…契約…???なんだこれ…???」

その声に奈都美、
「うそ。もぅ…。」

「あ~~。ちょっと…。なんか…、掲示板…???…SNS…???なにこれ…???品質無視の企画…遂行…。そんなの…、出来る訳…ないじゃん。」

奈都美、
「凄~~い。そこまで…。」

翔、
「…って言うか、どうなってんだよ。」

「ちょ~~っとね~~。分からず屋にアタックしてんの…???」

その声に翔、
「はっ…???」

「帰ったら、教えたげるよ。今、忙しい。」
そう言って奈都美、
「…って言うか、忙しいのは私じゃないけどね~~。」
その時、
「あっ、部長から。切るね、翔~~。」
そして、
「お疲れさまです~~。七瀬です~~。」

瀧澤、
「あ~~。ナッちゃん。私、瀧澤。今…電話…大丈夫…???」

「はい。大丈夫です。」

勇喜雄のパソコンの画面を見て、
「ちょっと…。SNSの…〇〇〇〇…見てくれる。」

奈都美、
「分かりました。」
伸永に聞こえるように、
「〇〇〇〇…。はい。今、見てます。」

瀧澤、
「早っ。さっきから…何やら…変なんだけど、何やら、外部から凄い適切な書き込みあるんだけど…、知ってる…???」

その声に奈都美、
「はい。知ってます。」

瀧澤、
「えっ…???知ってるって…???」

「今…。〇〇〇駅のホームにいるんですけど…。少し、時間待ちをしてて…。」
「うん。」

「駅に来る途中のタクシーの中で…。あぁ…、部長から電話があったときから作戦開始してるんです。」

「作戦…???」
瀧澤、目をキョロキョロさせながら…。

スマホを通してスタッフたちの声が聞こえる。

瀧澤、
「何がどうなっているのか…分からないけど…???作戦って…???ナッちゃん。」

「今、SNSに書き込みしているの、尾田君です。」

その声に瀧澤、
「え―――――――っ!!!」

「もぅ…既に拡散されているみたいです。デランナの社員たち、物凄い反響。」

瀧澤の声にスタッフたち、
「!!!!」

瀧澤、スタッフたちに、
「その書き込み、伸永。」

スタッフたちも、
「え―――――――っ!!!」

勇喜雄、目を真ん丸く、
「う~~っそっ!!!!」

康、
「なんて奴だ。」

内海、
「尾田が…、こんな事…???え~~~っへへへへ。」

奈都美、
「まともにぶつかったって、敵う訳ない。ましてや企業の権限には…って…。だから、外部から攻撃しないと…。…と言う事で、外部にも拡散を広げて…。」

瀧澤、
「へぇ~~~え。」
そして、
「なんと…、考えもしなかった…。まっ、確かに、会社間だけじゃ…、多分…無理かも…。幾ら、契約違反と言っても、それだけで済まされる。…な~~るほどね~~。」

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庄司紗千 つつじヶ丘の坂道で…。

※ご本人の承認の下、紹介させて頂いております。

 

 

 

 

 

 

 

Source: THMIS mama “お洒落の小部屋