さて6月に歯の定期健診と歯石取りの予約を入れていたがロックダウンで「キャンセルになります」という内容の手紙が来た。
手紙には「再開次第、連絡します」とあったが、未だ来ていない。

そんな昨日の朝、夫が「明日、歯の検診やから」と言って来た。
「もう再開してんの?」と聞くと夫は「2か月前位に連絡あったで」という。

夫と私と子供は同じ私立歯科医院にかかっており、私だけでも年間5万程の年会費を支払っている。
イギリスにはプライベートと国民健康保険適用の歯科の2つがあり、自分で行きたい方へ行く。
私は最初の数年、国民健康保険の方へ行っていたが、予約がなかなか取れない事と、それぞれの歯科医の技術に大きな差がある事、また指名出来ないので例えば去年の治療中にとても良い歯科医に恵まれたから今回もその方で・・という事が出来ない。
地元のイギリス人友人らに聞くと皆プライベートにかかっており、理由は「そっちの方がエエから」というので、私も夫と子供がかかっているプライベートの歯科にかかりはじめた。

担当医になり何が最も嬉しいかと言うと、この昭和の日本独特の「銀歯」である。銀歯を見た事のない医師から「何コレ?」と言われるのが恥ずかしくてたまらなかった。私の歯にはまだ銀歯は数本残っており、これを全てインプラントに変えたいのであるが医師からは「それが取れたら変えたらエエんちゃう?無理に交換せんでもエエやんか」と言われ、今もこの銀歯を恥ずかしいと思いながら暮らしている。
が、しかしながらコレがなかなか外れない。
日本を離れてもう14年以上経過するが、日本の歯科医の凄さを銀歯で知る。

夫に「私には連絡きてへん」と言うと、夫が歯科医院に電話してくれた。
受付の女性に理由を伝えると、パソコンを見ながら私のデータを見ていたのか、「あ~奥様はね、奇跡的に歯が綺麗というか、とても丁寧に磨かれていて、毎回歯石もほとんど取る必要が無いんですよね。だから優先順位で言うと別に取り急ぎする理由もないから来年ですね~」と言った。

去年この歯科医院に行った際も、担当医と歯石取りしてくれる歯科衛生士から「あなた凄い歯をちゃんと磨いてますね」と言われ、「1日何回磨くの?」と聞かれたので「3回です」と答えると「完璧ですね」と言われ、とても当たり前の事というのか、歯をちゃんと磨くという普通の事を驚きで表現され、私はとても困惑した。
うちの夫は歯磨きが雑であるからという理由で、年2回の検診と歯科衛生士による歯磨き&歯石取りに行かねばならないが、私は年1回で良い事になっている。
今更ながら、日本人は歯をちゃんと磨くという習慣をもしかして身につけているのだろうか・・と考える。
小学生の頃、歯ブラシを自宅から持参して正しい歯磨き方法みたいなのを習った記憶がある。
この辺、イギリスで歯科衛生士をやっている日本人に聞いてみたいトコロである。

そんなワケで、後日に予約を取ってもらえる事になった。
別に歯が痛いわけでもないが、定期健診で診てもらう事の安心感である。
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Source: イギリス毒舌日記