ドキドキ 美玖は新しいサワーを作っている。
剛輔は新しいメニューを皿に盛り付けながら、
「ふふん。良い感じで盛り上がってんじゃないのぉ~~。」

「なんとか、尾田ちゃん、大丈夫そうね~~。」
美玖。

「かかかか。そのようで~~。」

カウンターに奈都美と葉月。
「剛ちゃん、ピッチャー。お代わり~~。」

剛輔、
「あいよ~~。」

「おっと~~。丁度良かった~。美玖ちゃん、それ、カシス~~。」
葉月。

美玖、
「は~~い。ナイスタイミング~~。」

剛輔、
「ほぃ、都~~。これ、頼む~~。上がりだ。」

奈都美、
「あ~~。ありがと。うん。」

「ふん…???都~~。どした~~、オデコと顎。」
「へっ…???」

美玖、
「ふん…???」
奈都美の顔を見て。

葉月、
「あ~~。ナツ~~。ビール飲んで、ニキビ、甦った~~。かかかか。」

剛輔、
「ニキビ…???」

美玖、
「わ~~お。なになに、ニキビ、オデコと顎に…???おっと~~。」

奈都美、
「うそ。そんな…、分かっちゃう~~???」
額に手を当てて。

剛輔、
「ふん。まっ、薄っすらだけどな。」

美玖、
「くくくく。思われニキビに、思いニキビだ~~。」

奈都美、
「やだ~~。なくなってきたなって…思ってたのに~~。」

剛輔、
「かかかか。でもまっ。みんな酔ってるから。ん~~。気にすんな。」

葉月、
「…ってか、み~~んな、知っちゃってるもんね~~。」

剛輔、
「おやおや。」
美玖を見て。

美玖、
「あらあら。」

剛輔、
「尾田ちゃん。どうよ…???」

奈都美、後ろを振り向いて、
「うん。何とか、大丈夫みたい。」

「無理させんな~~。」
「わ~かってるよ~~。」

葉月、
「かっかかか。尾田ちゃんのお目付け役~~。」

そんな葉月の左二の腕を右肘で突っついて、
「バ~~カ。頼むよ、カンちゃ~~ん。」

葉月、ペロリと舌を。

剛輔、
「都、ほぃほぃ、頼むぞ。」
メニューを見て。

奈都美、
「あっ。そうだ~~。ん~~おいしそ。」

「えっ!!!これ…尾田君のお姉さん…???」
靖子。カウンターまで聞こえてくる。

奈都美、
「そうなんだって~~。はい。新メニュー~~。」

葉月、
「綺麗でしょう~~。」

「何々、お姉さんって、何してる人なの…???」
靖子。

「おっと、出た~~。未希村キャスタ~~。」
内海。そう言って瀧澤に耳打ち。

瀧澤、そんな内海を手で煽って、ニコニコ笑って。

伸永、そんな瀧澤を見て。
瀧澤、そんな伸永に、ニッコリと。

伸永、
「僕の姉ちゃん。…あっ、いや…、姉さん…、アパレルのパートと、雑誌の記者…、掛け持ちしてるんです。」

その声に、内海、康、靖子、そして勇喜雄、
「うそっ。」

康、
「凄ぇ~~。アパレルと雑誌…記者…???」

伸永、
「はい。」

勇喜雄、
「いやいや。大したもんだよ、アパレルやって、雑誌の記者ってか…。」

「雑誌の記者は…、まぁ…、フレックスなんですけど…。」

「ふふ。結構素敵な記事…書いてるわよ~~。」
瀧澤。

靖子、
「へぇ~~。…って、部長~~???」

「大学以来の親友だも~~ん。物凄い素敵な女性。ふふん、みんなにも紹介しちゃおうっか~~。何かの材料にもなるかも…。ファッション雑誌なんだけど…、シャルムって言う雑誌。」

その声に奈都美と木綿子、そして葉月、
「シャルム、知ってる~~。」

木綿子、
「うんうんうん。トモさんから、この雑誌、いいよ~~って言われて。」

奈都美、
「うんうん。」
そして、
「美玖ちゃ~~ん。尾田君のお姉さん、シャルムの記者、やってるんだって~~。」

その声に美玖、
「へっ…???うそうそ。」

剛輔、
「なんだ…、その…シャルムって…???」

美玖、
「マスター、何言ってんの、私、いっつも見てるファッション雑誌。」

「あ~~あ~~。はいはい。」

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Source: THMIS mama “お洒落の小部屋