ドキドキ 昨夜の朋代との電話の内容がまだ頭の中に…。
ボ~~ッとしながらの奈都美。

洗面所で…。

「ほぃ。お姉ちゃんおはよ。」
妃呂美。

奈都美、
「おはよ~~。」

妃呂美、奈都美の顔を見て、ふと、
「くっ。くくくく。」

奈都美、
「な~~に~~???」

妃呂美、笑いながら、
「ううん…、じゃ…、が~~んば。」
右手で奈都美に手を振り。

奈都美、
「は~~あ~???」

奈都美、洗面所に立ち、
「…ったく~~。なんなの…???」
歯ブラシに歯磨きを…。そして口の中でゴシゴシと…。寝ぼけたような顔で鏡を…。
そして口を漱いで、今度は洗顔。
「あ~~。スッ…。えっ…???えぇぇぇぇぇぇぇ…???なにこれ~~???」
鏡に向かって自分のオデコを。
「うそ―――――――っ!!!」
そして、
「えっ…???えぇぇぇぇ…???なんで、なんで…なんで、こんなにくっきりと…。うそ。うそうそうそうそうそ。」
そして目をキョロキョロとさせて、
「なんで…???なんで、なんで…???」
今度は顔の至る場所を…。すると…、
「へっ…???マジで…???あ~~~ん。やだ…んもぅ~~。」

廊下をドタバタと。
「なんだ、なんだ。どうした…???」
広武。

そして妃呂美、
「けっけけけけ。お姉ちゃ~~ん。」

奈都美、
「うるさい!!!あっち行って。」

広武、
「はぁ~~あ…???なんなんだぃ。人が折角…。」

妃呂美、父親の肩を抱いて、
「まぁまぁ…、なんて事…ないからさ~~。くっくくく。」

奈都美、洗面台からずるずると床に…。
「どうしよ~~。」

そして…。

奈留美、
「あ~~~らま。羨ましいほどに、しっかりと…。ぷっ。」
思わず、箸を持った右手が口に。
「出来ちゃったわね~~。…しかも…上に、下に。」

広武、
「あ~~~ん。何が…???」

そんな父親の反応に妃呂美、
「かっかかかか。お父さ~~ん。」

奈都美、
「うるさい~~。…ったくもぅ…。どんな顔して会社行けば、いいのよ。」

奈留美、
「ぷっぷぷぷぷ。確かに、この…夏に…。マスクは…きついよね~~。…かと…言って、額にカット判は…。」
そして、
「しかも…、上は…正に…。…良く出来たもんね~~。くっきりと…。」

奈都美、
「おかぁさ~~ん。」

「まっ。できたもんは仕方がない。しっかりと…付き合っていきなさい。」

広武、
「ん~~???何と~~???」

奈留美、妃呂美、奈都美、
「おとうさん!!!!」

広武、
「…なんだよ。いきなり…。3人して…。」

会社の玄関から、すれ違う人、
「……???」

ある人は…、
「だ…だれ…???こんな人…いた…???」
「貞…子…???が…マスク…???」

「お~~い。七瀬~~。」
後ろ姿だけで誰と分かる郷池。

そんな声に返事もせずに。

郷池、女性に追いつき、
「おぅ。おはよ。」
と、正面を見た瞬間、
「げっ!!!貞子。」
そして…、
「…が…マスク…???」
と、
「誰だ、おま…???…って、七瀬…???」

奈都美…、小さな声で、
「おはようございます。」

そして、商品企画開発部。

小さな声で、
「おはようございます。」

そんな声に企画開発部の…、
「おは…。へっ…???」
康。

そして、
「だ…誰…???」
木綿子。

内海、
「ど…ちら…様…???」

すると、いきなり、
「あ~~~~っつ!!!!」
前髪をバン。後ろに。そしてマスクを外して。

内海、
「七瀬~~~???」

木綿子、
「ナツ~~~。」

康、
「ど…う…した…???その…オデコ。」

奈都美、木綿子を見て、
「ユッコ~~~。」

木綿子、そんな奈都美の顔を見て、いきなり、
「ぶっ!!!」
そして、
「キャッハハハハハハ。」
両手を叩いて。
「そっか、そっか。そっか。」
そして、奈都美に近づいて、抱きしめて、
「かっかかかか。まま、出来ちゃったもんは、仕方がない。うん。しっかりと…付き合ってこう~~。」
そして、
「それにしても…、おっきぃね~~。」
額と顎に右人差し指を。
「上下に…ニキビ。」
そして、
「なんか…あった…???」

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Source: THMIS mama “お洒落の小部屋