ロックダウンに入る前までは、子供の学校では体操服を2か月半から3か月おきにある「ハーフターム」(と呼ばれる1~2週間の学校休み)の休み前にしか持ち帰らなくて良い事になっていた。
もちろん、私は日本人母なので気持ちが悪いと思うから週末に子供に持って帰らせるように指示してきたが、この9月から学校も「清潔」を掲げ始めた。

毎週金曜日に週2で使った使用済み体操着を持ち帰り、「洗って」月曜日に持参する指示が出されてはいるが、やはり「週2のたった1時間そこそこしか着ていない体操着を何で毎週洗わなあかんのか?」と異議を唱える保護者もいるわけで、洗わずそのまま月曜日に子供に持たせる保護者が目立つのであろう・・・今週、再び校長から保護者宛てに「今一度お願いします。体操着は必ず週末に洗い、綺麗な状態で月曜日に子供に持たせて下さい。また、毎日持って来る水筒も洗って下さい。1年生以下の児童がぬいぐるみなどを持参したい気持ちは理解できますが、どうかこの時期は可能な限り自宅から持参するものを弁当と水筒、カバン以外避けたいのでお子様に言いきかせ願いたい。また現在、学校では毎週7人前後の児童がコロナ症状を訴え検査送りとなっています。小学校では学校教員及び児童はマスク不着用とある以上、1人1人が心がけてもらわなければ集団感染は防げません。どうか毎日の制服の洗濯と可能な限りのシャワーを今一度お願いしたい。これで学級閉鎖せずに子供達に毎日の勉強を受けさせることが出来ますから」とあった。
まだこんなメールが来るのかと思うと、先生も諦めずによくやれると思う。

先日、イギリスのニュースの中でパブを経営している女性のインタビューがあった。「イギリス人にいくら閉店時間を早めたり、人数制限をしても無駄よ。ビール文化の人達なんだから、パブが駄目なら誰かの家で集まるだけの事」と言っていたのを見ながら、まさにそうだと感心してしまった。

結局、どれもこれも文化の中に無かったものを今更「やれ」と言われても、国民にとって自由を奪われるに等しい感覚になるのかと感じる。
未だ公衆トイレで手を洗わずに出て行く大人が多いのか、トイレに設置してあるハンドソープの減り具合がロックダウン前と変化なしだと清掃部のおばちゃんから聞いた。
うちの店もそうであるが、入り口に設置してあるハンドジェルがここ2か月ほど満タンのままである。
店長と私しか確認する者がいないので、このどちらかが毎日点検するのであるが、ここ2か月誰も交換していないのに満タンのままという事は、使用する客がいないという事である。
もうそれほど、手を清潔にするという事の必要性が薄れてしまったのだと考える。

まあしかしながら、うちのスタッフ専用トイレのハンドソープも私が毎週点検して補充するのであるが、ここ3週間ほど全く減っていない。
この子ら・・100%手洗ってへんやんか・・・

毎月、職場の備品を本社にオーダーして送ってもらうのであるが、その中にはスタッフが飲めるインスタントコーヒーやら牛乳やら紅茶、トイレクリーナーや洗剤、漂白剤なども含まれる。
ここ2か月、ハンドソープとマスクの補充オーダーがうちの職場から無かったせいか、本社のエマから「ハンドソープとマスク要らないの?足りてるの?ここ最近オーダー無いから・・」とわざわざ本社から電話を頂いた。
「ええ・・皆、使ってないので減らないんです」と答えて置いた。
妙な沈黙の後、「気を付けて」と言われ電話を切った。

細かな制限を増やすよりも、イギリスにおいては明確に「手洗い」「掃除」「洗濯」「毎日の洗体」のみで訴え続ける方が良いのではないかと最近思う。
それと土足文化をひとまず今は玄関先で靴を脱いで生活しましょう的な事にする程度でないと、あまりに制限内容が細かすぎると自由を奪われると爆発してしまうのではないか。

今日もうちの子は綺麗な体操服を学校に持って行ったが、果たしてこれに意味があるのか否か・・
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Source: イギリス毒舌日記