ドキドキ  料理を食べて芳樹、
「ん~~、旨い。」

紅愛、
「かかか。そりゃそうよ。なんたって本場フランス仕込みのシェフの料理~~。ねぇ~~。志穂梨~~。」

芳樹、
「へぇ~~。」

「私がフランスでお世話になったレストランのお弟子さんのお店なの…。…まぁ~。日本で言えば、暖簾分けね~~。」
志穂梨。

「まだ…2つ星だけどね~~。」
にっこりと志穂梨の顔を伺っての紅愛。

芳樹、その瞬間、いきなり、
「ぶっ。わっ、すみません。2つ星って、凄いじゃないですか~~。」

「まっ。彼も…これからもっと、もっと、成長する~~。かかか、楽しみだね~~社長。」
神津。

志穂梨、
「えぇ。神津さんには何から何まで。」

芳樹、
「えっ…???」

紅愛、
「ここも…、神津さん…コンサルティング、してるの。」

「へぇ~~。」
「な~~んてったって、志穂梨がフランスで修業していたころからの神津さん、志穂梨の面倒、見ていたくらいだから…。この人は将来、とんでもない事、やらかすって。」

神津、
「お~~い、おいおい。クレアちゃん。そりゃないぜぇ~~。」

志穂梨、
「まっ。言い出したら…利かないから。」

神津、
「かっかかかか。まっ、そりゃそうだけど…。」

紅愛、
「…んで、芳樹、話、元に戻すけど…。彼女…???」

芳樹、
「はっ…???」

「ほらほら~~。今の会社の~~。」

「あ~~。あ~~。いや…。いやいやいや。」
顔の前で左手の平を右左に振って。
「全~~然、問題ないです。…まぁ…。向こうが…何故か、僕に…着いてきている…みたいですけど…。」

紅愛、
「ふ~~~ん。」

「今の仕事、しっかりと蹴りつけて。並榎社長の元で…。」
そして少し顔の表情を変えて、
「好きだった仕事…、やらせてください。」
キリッとして。

志穂梨、そんな芳樹の顔を見て、にっこりと、
「ふふ。期待してるわよ~~。」

神津、そんな芳樹を見て、
「ふ~~ん。」
いきなり右胸元に手を。
「おっと、失礼…。」
内ポケットからスマホを取り出し耳に。そして席を外れる。

そんな神津を目で追いかけて。そして神津から視線を移動させて芳樹に、志穂梨。
「ふふ。」

「ふ~~ん。そっか、全然、問題ないっか~~。んじゃ…、芳樹に今後、付きまとうなんて、事はない訳ね~~。」
紅愛。

芳樹、思いっきり笑って、
「ある訳、ないじゃないですか~~。」

「まっ。当然よね~~。並榎志穂梨に敵う訳、あると…思う~~。ぷっぷぷぷ。」

志穂梨、
「クレア~~。あんた…ちょっと飲み過ぎじゃないの~~。」

紅愛、
「あっ、でも…、その彼女って、幾つなんだっけ…???」

芳樹、
「はい…???」

志穂梨、
「ク~レ・ア。」

紅愛、
「かっかかか。ごめん、ごめん。」

芳樹、腕組みして、頭を傾げて、
「20~~~、2…、3…、4…???」

「あっ。女の歳もろくに…。…って~~事は…、うん。」
志穂梨の顔を見て、
「志穂梨~~。完璧に安牌だよ、こりゃ。ニッシシシ。」

そんな紅愛の顔を見て志穂梨、
「はは。な~~に言ってんだか~~。」
そして、
「はいはい。勝巳さん。食べて、食べて。次から次へと、来るよ~~。」

芳樹、
「あ~~、はいはい。」

そこに、
「ごめんごめん、急な連絡が入って。」
神津。

志穂梨、
「大丈夫なの…???」

「あぁ。…ちょっとした大口融資の件が…。」
「大口融資…って…???」

「ふん。5000万。」

紅愛、
「ご…5000万。」

そんな紅愛に神津、
「かかかか。大~丈夫だって。もぅ…手は打ってある。」
そして、
「はは、ほぃ。食べようか。勝巳君。次から次へと、来るよ~~。」

紅愛、
「ぷっ、志穂梨とおんなじこと…言ってる。」

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庄司紗千 花笠音頭

※ご本人の承認の下、紹介させて戴いております。

 

 

 

 

 

 

 

 

Source: THMIS mama “お洒落の小部屋